寒い季節がまだまだ続きますね。その昔、家を作るなら夏をもって旨とすべし、と言われていたようですが、この寒さを感じていたらそんな悠長なことは言っていられません。夏も、冬も快適に作ったっていいじゃないですか!というわけで、今回は自然素材を使った冬の寒さ対策が万全なお宅をご紹介しましょう。
暖炉と、自然素材である木の収納のダブル使いで暖かい家
暖炉が設置してありますので暖かいのはもちろんですが、このお宅、浅間山から吹き下ろす北風が当たるという立地に建っているので、立地環境としては寒そうですよね。そこで、自然素材である木を使って、北面の壁を全面収納とし、自然の断熱材としているようです。
自然素材の王道!漆喰壁が断熱材になっている家
このお宅はリノベーションした案件です。元々の家の耐震性を高めるために耐震壁を追加し、さらに本棚を前面に配置して壁の補強としています。また、天井、壁ともに藁入りの漆喰仕上げとしていますので、調湿と断熱効果がバッチリだそうです。さらにフローリングは床暖房に頼らず、無垢の杉板の板厚フローリングとすることで冬でも素足で歩けるぐらい暖かいそうです。
自然素材の断熱材で梁も現しにできた家
天井を現しにしたら、屋根の断熱が少し心配になりますね。でも安心です。自然素材のセルロースファイバーで、屋根断熱もバッチリ。しかも防音効果もあるそうで、寝室への採用条件としてもピッタリですね。また、冬でも日が差し込むような設計になっているので午後まで日の光で暖かく過ごせるようです。
関連まめ知識
関連Q&A
2017年01月09日投稿
エコ・温熱環境
断熱材について
(回答数5)
ライター/writer amodanca