基本、ロフトとは天井が低く、下の階より面積が二分の一以下の空間のことを言います。
一般の部屋とは違い、採光や換気の基準を満たさなくてもOKなロフト。
物置などの収納部屋として使われることが多い印象ですが、アイディアと工夫次第で、みるみるうちに魅力的な空間になり得るのです。
可能性は無限大、伸びしろだって無限大!
きっとあなたのクリエイティブな部分がうずうずしだす!魅力溢れるロフトスぺース活用事例、まとめてみました。
この広さ、規格外。
ロフトの定義。2階の上にロフトを作る場合は、2階の床面積の半分未満。天井高さは1.4メートル以下でなければならない。
……確かに天井は、低い。下の床面積が、とても広いのでしょうか。「ほ、ほんとにロフト?」とつい誰かに聞きたくなるようほどの広さです。
小さな窓からと、天井に設けたダウンライトが、ロフトスペースを明るく照らします。
こんなにゆとりのあるロフトスペースなら、普通の部屋としても余裕で使えてしまいますね。
書斎としてのロフトスペース
必要なものは全て手に届く範囲にあって、収納要領は抜群。
書斎として、ワークスペースとして、この広さってベストサイズだと思うのです。
やけに広すぎるスペースよりも、この丁度良い【お一人様用感】が最高に心地良い。読書や仕事がどんどんはかどりそうです。
一人だけの贅沢な空間を味わえるロフトスペース、あなたのお宅にも是非一室。
人間だけでなく、植物にも優しいロフトスペース
まるで温室にいるかのような錯覚を起こしそうになる、温もり溢れるロフト空間。
ユニークな天井は、異なるポリカ波板をパターン貼りして、3段階の透明度を持たせたというこだわりよう。
様々な角度から差し込む自然光は、家族とグリーンを優しく照らします。家の一番高い位置に、グリーンが青々と茂るお宅。なんだかとても、縁起が良い。
和室にも出来ちゃう
外観や他の部屋は、全体的に洋風のお宅。
でもやっぱり和の空間も欲しいという願いは、ロフトスペースによってしっかり叶いました。
床に正方形の畳を敷けば、まるで和個室、くつろぎの空間へと早変わりです。天井の高低差を上手に使って作られた収納棚。パソコンスペースも完備です。
ゆっくりとくつろげるロフトスペース。ここいる時間帯がうっかり長くなりそうな程、居心地最高の空間です。
家の中に、バルコニー!?
一瞬、家の中にバルコニー!?と錯覚しそうになりますが、れっきとした屋内にあるロフトスペースです。
部屋に沿って設置した細長いロフト。窓から入る太陽光を一番近くに感じることの出来る、とっておきの場所。
眼下にリビングを眺めながら、ロフトでピクニックごっこやお昼寝なんてことも可能。
3枚目のお宅のように、観葉植物をたくさん並べて、温室風にすることだって出来てしまいます。アイディア次第で様々な顔を見せてくれそうな、夢溢れる空間です。
こんな寝室欲しかった。
ロフトスペースを【寝室】として活用される方、少なくないと思います。実際、ロフト付きの賃貸に住んでいる友人たちは、【収納以外なら寝室で】という方が多いです。
しかし、しかしです。「寝室として使いたいが為に、あえてロフトを作りました。」と言っているかのような、見事な寝室、いや失礼、ロフトスペース。
もしかしたら、本当にそうなのかもしれません。
間接照明は、ちょうど枕元。ロフトの幅と同じサイズの掛布団。真相は分かりませんが、とにもかくにも、最高の有効活用ということは、間違いないでしょう。
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2014年12月09日投稿
施工
ロフトの高さ
(回答数1)
ライター/writer midori