造作家具で叶える、家とインテリアの調和アイデア♪

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「造作家具」って知っていますか?家を建てたり、リノベーションする時に備え付けで作られた棚や収納スペースなどの家具のことを言います。
デザインの完成イメージ・使用用途などの希望を細かくヒヤリングしてもらいオーダーで造ることが出来ます。
造作家具の最大のメリットはインテリアとしてのデザイン面と利便性の両方を考慮することができるという点。家に合うよう、思い描いた通りのデザイン・用途・サイズのものを既製家具で探すとなると容易ではないですが、造作家具ならそれが叶います。

キッチン収納は使い勝手と見た目どちらも重要

主婦が一日の大半を過ごすキッチンは、収納力だけでなく使い勝手の良さがとっても大切。キッチンスペースに合わせて作られている造作棚なら既成の食器棚と違って無駄が生まれません。ものを出し入れする手間やストレスとは無縁のキッチンが完成します。
また、見た目にもこだわりたいという方は多いです。せっかくリビングのインテリアに凝っても、キッチンと雰囲気がちぐはぐになってしまっては残念ですよね。
こんな風に造作棚がついているキッチンなら、お気に入りの食器やキッチンツールもお部屋のディスプレイの一部になります。

備え付けの書斎スペースはそれだけでインテリアに

造作家具(備え付け家具)というと、飾り棚や本棚を想像する方は多いと思います。こちらは本棚だけでなく、書斎机も造付けでオーダーされたもの。
これなら机の高さや奥行きなど使う人に合わせて細かい調整も自在です。天井高まである棚も、備え付けならすっきりと圧迫感がありません。
美しい木目の床や他の家具との調和もばっちり♪「書斎は一人でこもるもの」というイメージを覆したナイスなアイデアですね。

デッドスペースなし、壁一面の造作棚の収納力

通常は単なる移動のためのスペースになる階段に造作棚を造って上手く利用しているのがこちら。
ダイニングから続く吹き抜け階段と一面の棚は、空間を広々見せるだけではありません。デザインが統一されているおかげで、空間の一体感を生み出す役目をしています。
また、壁全面にものが収納できるので収納面でもとっても優秀。一階にあたる「下の方は靴などの玄関収納として」「中間は本や雑貨」「上の方はディスプレイスペースに」など、使う人のアイデア次第で一台何役もこなします。
造作家具というと馴染みがあまりないですが、家に合わせて備え付けで造られた家具には色々とメリットがあります。サイズや形についても細かくオーダーができるので余っているスペースの有効利用にも適しています。デザインと収納力との調整でお悩みの方は家具を増やすよりもこんな造作家具を検討されてみてはいかがですか?
ウォークインクローゼットのデザインを考えるように、備え付けの本棚やキッチン収納のデザインを考えるのも楽しいものですよ。

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ライター/writer RAY