「フォーカルポイント」という言葉をご存知でしょうか?住宅関連用語で、目を引くポイントといった意味で使われます。
リビングでのディスプレイコーナーや玄関先のニッチ、和室でいう床の間などを指すことが多いでしょう。
フォーカルポイントがあると、お部屋にリズムが生まれメリハリのある空間になりますよ。
インテリア空間に何となく締まりがないと悩む人は、フォーカルポイントを意識してお部屋作りをしてみませんか?
ビアーマグでつくるフォーカルポイント
自分の趣味のものを飾り棚に飾ってみるというのは、ポピュラーな方法でしょう。
こちらのお宅の場合は、ビアーマグが趣味のひとつ。
ダイニングスペースには、カップボード代わりに飾り棚を設置し、魅せる収納兼ディスプレイとして活用しています。
また、ダイニングテーブル上のゴールドのペンダントライトが、カップを逆にしたようにも見えるため、飾り棚との繋がりも感じます。
このように、趣味を取り入れたフォーカルポイントも楽しいでしょう。
ガレージを使ったスタイリッシュなディスプレイ
サーフィンなどのアウトドア系の趣味の場合、物置などに用具を仕舞いっぱなしという人も多いのではないでしょうか。
素敵な趣味の道具を物置などに置いておくなんて、勿体無いかもしれませんよ。
このガレージでディスプレイする方法は、デザイン性の高いものをチョイスし展示することがポイント。画像のような、サーフボードや思い出の写真なども良いですね。
また、キレイにディスプレイしていることで人を集め、ちょっとしたホームパーティも可能です。
アクセントクロスで玄関を独自にアピール
一番はじめに、来客を家の中に招待する場所といえば玄関です。
玄関は、意外と人に見られるスペースでもあるため、家の顔として重要視したいところです。
そんな玄関スペースにも、フォーカルポイントを取り入れてみませんか?
デザイン性の高い壁紙は、それだけで目立つため家のワンポイントとなります。
また、玄関のアクセントクロスと他の部屋とのインテリアテイストを揃えて、統一感を出すこともおすすめですよ。
フォーカルポイントに薪ストーブは鉄板!
暖炉のある暖かい部屋で、人が集って温かい飲み物を頂く…そんな光景が目に浮かぶようなお宅です。暖炉は、存在感もあるためフォーカルポイントとして取り入れやすいアイテム。
部屋全体が、ベージュやアイボリーといった優しい色合いのところに、重厚感のあるダーク色の暖炉は部屋全体を引き締める役割も果たします。
また、暖炉自体はさまざまなデザインがあるため、ナチュラルテイストの部屋はもちろんのこと、色々なインテリアテイストにも合わせやすいでしょう。
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ライター/writer megumi,taki