天井の無い部屋というと、どのような想像をするでしょうか?
例えば古民家は天井を張らずに梁をそのまま見せていますよね?そうする事で高さのある部屋作りができて、広がりのある空間になります。また、こちらの写真のように梁を意匠として見せることで、広々とした空間の中でのアクセントにもなります。その際に、木の色合いを家具と合わせることで統一感もありますね。
他にも梁を活かした実例を見ていきましょう。
中心へ向かう梁が素敵
天井・梁・柱・床と無垢材の木目や温かさが伝わってくる部屋です。
こちらの家は正方形の形をしており、家の中心にトップライトを設けています。その中心に向けて傾斜のある天井が、吸い込まれるようなイメージで広がりのある空間が表現されてますね。
それぞれ統一された無垢材に加えてテーブルなども色合いを合わせていて素敵です。
モダンな雰囲気と実用的な梁
梁の色合いと木の模様が印象的で、モダンの雰囲気が表されている家ですね。
そして、梁の部分にスポットライトが取り付けてある点に注目です。夜になると、きっとムーディな部屋にも早変わりするでしょう。このようにアクセントとして梁を使うだけでなく、機能的にも便利に活用できるのが魅力でもありますね。
部屋全体がブラックやダークブラウン、そしてホワイトのバランスを上手く調整していて素敵です。赤の絵画も印象的ですね。
オープンキッチンにだって活用できる梁
梁にキッチンの換気用の機器を取り付け、部屋の真ん中にオープンキッチンを取り入れた家です。
天井も高く、広々とした空間で料理を楽しめるでしょうね。また、スポットライトやペンダントライトといった照明の取付にも活用されていますね。中心に向かって高さを付ける傾斜がある天井はデザインが素敵です。
ステンレスのキッチンと木の色合いを活かした例でした。
1.5層分の高さを確保し、梁を便利に活用
天井が高く開放感あふれる中、梁が良いアクセントになっている家ですね。
梁の深めの色合いと、床の色を合わせて統一感があります。そして、だんだん白に近づくようにテーブルや壁を合わせているのが素敵です。梁を照明の取付に活用し、天井が高くてもご飯を照らす光はしっかりと確保しているといった工夫があります。
また、観葉植物吊り下げるのも素晴らしいアイディアですね。
アクセントになる梁と照らす光が素敵
ホワイトの広々とした吹き抜けの空間にデザインとして梁を取り入れた家ですね。
流れるような木目に、それを照らすような照明は昼だけでなく、夜も木のデザインを楽しむことができます。また、TVを壁に取り付けて収納もすっきりとさせる造作は部屋をシンプルにしてくれますね。
そして、そんな中に重厚感のあるしっかりとしたソファが部屋を引き締めてくれて素敵です。
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2017年01月09日投稿
エコ・温熱環境
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ライター/writer こでぃも