アウトドアリビングのある住まい。通風・採光と防犯面にも注目

お気に入りをクリップ

このエントリーをはてなブックマークに追加
屋内と屋外が自然繋がる、外へと開けた「アウトドアリビング」。海外インテリアではよく見られる、開放感のある住まいのアイデアです。feve casaの事例でも多く取り入れられている、住空間としてこの場所を活用するアイデアは、ぜひ参考にしたいものばかり。新築だけでなくリフォームの際にもぜひ参考にしてみてはいかがでしょうか。

今回は、おしゃれなインテリアはもちろん、通風や採光、防犯面からも「アウトドアリビング」のつくり方をご紹介します。

「アウトドアダイニング」という新しい考え方

バルコニーをアウトドアリビング、またダイニングとして楽しむことができる住まい。 アウトドア用の家具も、木をイメージさせるデザインに統一し、より屋内と繋がるイメージに仕上がっています。

ウッドデッキやウッドフェンスでナチュラル感とともに、防犯面も配慮されていることにも注目したいところ。背丈ほどの高さのフェンスでプライバシーも確保され、安心して屋外での食事が楽しめそうです。

ホームパーティに最適なアウトドアリビング

フルオープンサッシを取り入れて、リビングルームとウッドデッキを緩やかに繋いでいます。大きな窓からの採光は抜群です。

リビングの延長のようなウッドデッキは、多くのお客さま招いてのホームパーティーにも最適。開放感溢れるアウトドアリビングは、おもてなしの席にも重宝すること間違いなしです。

通風や採光を配慮した部材選びを

アウトドアリビングとして活用するバルコニーやベランダでは、防犯面から壁やフェンスを設けることも少なくありません。その際、気を付けたいのが通風や採光。これを解決するためにおすすめなのが、格子やパンチングメタルといった部材を取り入れることなのだとか。格子は隙間を狭めることで、プライバシーの確保にも繋がります。

庇と目隠し塀でより過ごしやすい空間に

バルコニーをアウトドアリビングとして活用した事例。外部からの視線を気にせずに過ごすことができる工夫として、「目隠し塀」が採用されています。さらに上部には鉄板で製作された庇が設けられているため、雨の日も安心。より、室内空間に近いアウトドアリビングが実現しています。
住空間に開放感と楽しさをもたらす「アウトドアリビング」。毎日の食事も、屋外でとることで特別感を味わえそうです。開放感と引き換えに、心配になる防犯性ですが、壁やフェンスなどの部材選びを工夫すればクリアできることも。圧迫感なく通風や採光を確保すれば、より快適に過ごせますよ。

大きなベランダやルーフバルコニーがある住まいだけでなく、限られた空間でもテーブルとチェアを置けば、そこはもうアウトドアリビング。あなたの住まいに合ったアイデアをぜひお試しください。

関連まめ知識

関連Q&A

ライター/writer naomi