温もりを感じて、木の質感を活かした優しい家

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家というのは家族が何十年も住み続けるもの。生活感の無いお洒落なインテリアも素敵ですが、リラックスできる落ち着きも重要だと思いませんか?
木が本来持つ性質や質感を活かしたこんな住宅なら、眼にも穏やかでホッとする暮らしを叶えてくれますよ。
なかでもリビングや寝室は人生の中で長い時間を過ごす空間なので、温かみを感じる素材がおすすめ。何よりも何十年たっても飽きの来ないシンプルさは魅力です♪

シンプルにその土地の木と暮らす

無垢の木が印象的なこちらの住宅はその土地にある木を使って作られたこだわりの自然素材の住宅です。
デザインはいたってシンプル。床のフローリング、柱、梁など同じように木で作られています。造り付けの家具やロフトまですべて統一されているのでお部屋のどこを見渡しても優しい木目が目に入ってきますね。
また、木以外にも環境にやさしく土に還ることのできる素材を利用しているのも特徴。自然素材は子供にも安心で、人と土地とを優しくつなぐ家となっています。

まるで大木、丸太の柱が建つ部屋

まるで大木のような丸太の柱が3本、支柱として建っている姿が特徴的。リビングにあるこの柱はそのままロフトを突き抜けて天井まで伸びています。しっかりと家を支える3本の柱は頑丈で、地震の揺れからも強く家を守っています。
階段やデッキも木で造られ、節のひとつひとつにも美しさを感じますね。日本庭園風の中庭の景色ともマッチしています。
昔ながらの和風民家を思わせる立派な丸い柱は、過ごす人に安心を与えてくれています。

ウッドデッキを景色の一部に

木と自然を活かす、といえばウッドデッキは欠かせません。こちらは木材としての木ではなく、植物の樹を活かしたお部屋。リビングからつづくウッドデッキの床には穴が空いていて、立派なシンボルツリーが生えています。窓から眺める庭と樹がはまるで一枚のフォトグラフィックのようですね。
木の葉のおかげで日差しが弱まるため、夏も涼しく快適なリビングに。エアコンの利用も少なくなるので、エコな暮らしも実現できるんです。
家の印象を大きく左右するのが壁や床の素材です。モノトーンや無機質な素材は確かにそれだけでも格好良く決まります。しかし長く使い続けることを考えると、このような「木」を使った空間はシンプルさが魅力。主張しない分、工夫次第で自由に自分色の部屋づくりができるんです。
自然に近い無垢の木に囲まれて、優しくきっと穏やかな家族の時間を過ごすことができるはず。
ハードで無機質な素材を使ったインテリアに飽きたら、昔ながらの木の質感を活かしたこんなインテリアはいかがでしょうか?

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ライター/writer RAY