失敗したくない大きな買い物のひとつに「家具」があります。ライフステージのなかで、引っ越し、結婚、家を購入したときなど家具を一気に揃えるタイミングが何度かありますが、いずれも長く愛用できるアイテムを選びたいもの。そこで今回は、部屋別に、家具選びをするときの、知っておきたいポイントをピックアップしました。
【ダイニング】ライフスタイルに合わせて選ぶ
家族の人数やライフスタイルによって選ぶ天板の大きさ・デザインが変わるダイニングテーブル。普段は小さめが良いけれど、来客が多いという場合は、自在に伸長できるタイプがおすすめです。
天板デザインは、家族構成や部屋の広さを考慮して選びます。小さな子どもがいる家庭では角が丸くなっているものを、狭いスペースなら丸い天板が邪魔になりにくいなど、それぞれに特徴があります。
【寝室】寝返りのうちやすいサイズを選ぶ
寝室の家具選びで最も大切なのが「ベッド」選び。一日の疲れを癒し質の高い睡眠をとるために重要な家具です。
ベッド選びのポイントは、自分に合った寝心地やサイズを選ぶこと。シングルでもダブルでも、自然に寝返りをうちやすいサイズを選ぶと良いでしょう。また、ライフスタイルが変わっても使い続けたい、という場合は、離れるタイプのベッドがおすすめです。子どもが小さいうちは家族で一緒に、子ども部屋を持った場合は離して使うなどフレキシブルな活用法があります。
【リビング】主役になるソファは座り心地にこだわる
住まいのなかで、家族が最も過ごす時間が長いリビング。その主役とも言えるソファは心地良い空間づくりのキーアイテムです。ソファには、デザイン、素材、大きさなど、さまざまな種類があります。部屋を大きく占める大型家具でもありますので、サイズ選びは慎重に行いましょう。
ソファ選びのポイントは座り心地。硬さや柔らかさだけでなく背もたれのタイプにも注目です。ゆったりと体を預けたい方はハイバックタイプ、すっきりとした空間に仕上げたい方はロータイプのものがおすすめです。インテリアショップなどで徹底的に座り比べてみましょう。
【子ども部屋】安全性を最優先に選ぶ
子ども部屋は、まず安全性が大切なポイント。さらに自由な発想で遊ぶため、シンプルな空間づくりがおすすめです。この観点から考えると、家具は必要最低限のアイテムに抑えることが大切です。
転倒の危険を避けるため低めの棚、角が丸く削られた家具、子ども自身が片づけやすいオープンタイプの棚などがおすすめ。もし角のある家具を使用する場合は、クッション性のあるセーフティグッズを取り入れましょう。
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ライター/writer naomi