広々としたリビングと吹き抜けと階段は、しっかりとした構造があってこそ。

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大きなリビングの上部には階段があり、リビングには上階へと続く階段が設置されていて、開放感を感じながら上階へと昇ることができるー。そんな空間、あこがれますよね。このような設計が可能なのは、スペースに余裕があることはもちろんのこと、構造的にも安定していることが必須条件となります。スタイリッシュで広々とした大空間のリビングを見ていきましょう。

スタイリッシュな階段が吹き抜け空間のアクセントに

LDKに設置された、この階段。段板を壁に埋め込んで、手すりも細くシンプルにすることでまるで宙に浮いたようなデザインになっています。直線で構成された、シャープな雰囲気にとてもマッチしていますね。また、吹き抜けに渡る梁もきれいに塗装されていて、統一感のある仕上がりになっています。

吹き抜けの大空間には、アメリカンな雰囲気もマッチ

住む人のこだわりが、とてもよくわかる素敵なインテリアですね。リビングの壁の一面にはタイルが施されてミッドセンチュリーな雰囲気が感じられます。キッチンはリビングダイニングスペースと一体になっていて見せる収納棚がカフェのようなイメージも醸し出しています。そして、リビングの吹き抜け上部には渡り廊下とスタディスペースがあり、上階にいても下階の様子がよく分かります。

吹き抜けもリビングも階段も、全部遊び場!

なんと30帖ほどもあるLDK上部は広々大空間の吹き抜けがあり、上階はキッズコーナーです。キッズコーナーへと続く階段はらせん階段になっていて、子供たちにとってはリビングも、階段も、キッズコーナーも全てが遊び場になるんでしょうね!もし大人たちがリビングでくつろいでいる場合でも、子供たちはすぐ上で遊んでいるのでお互いに様子もわかり、安心です。

リビングとの一体感がある、リビング階段と上階とのつながり

リビングの床材と、吹き抜け上部の天井が同じ木材という素材を採用していることで、空間のつながりが生まれています。また、リビングの中に階段があることで、上階まで空間の一体感を保っています。家族がどこにいても、その雰囲気を感じられるというのは、安心ですね。
全て、LDKの上部に大きな吹き抜けが広がっていて、大空間である平面空間に、さらに縦方向にも広がりを感じるデザインになっていましたね。写真には写っていませんでしたが、吹き抜けに面して大きな開口が設置されている事例も多くこれだけの大空間、大開口が木造住宅で成立するのかと、驚いてしまいます。それもそのはず、この事例は構造的にしっかりと計算されて、厳選された材質を使って建てられているからなのです。皆さんも、デザインだけでなく、構造についてもプロに聞いてみませんか。


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ライター/writer amodanca