隣りは何をする人ぞ。秋の夜長は自宅で至福の趣味ざんまい。

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自宅で趣味に没頭するなんて現代では少数派と思いきや、知識も道具もネットですぐに手に入れることができる今だからこそ、プロもびっくりの腕前を披露してくれる一般人の多いこと。また、その人たちの自宅ときたら趣味とは言えないくらいに充実した設備で整えられています。自宅が一番楽しい場所。自分が生き生きとできる場所が身近にあるなんて、なんて素敵で贅沢なことでしょう。秋の夜長はもちろん一年中没頭していたいですね。

スタイリッシュにロードバイクを愉しむ

環境に優しく渋滞に巻き込まれないなどの理由で自転車で通勤する人や、瀬戸内海のしまなみ海道など日本有数の観光名所をロードバイクで走る人達が増えています。いざという時、アクシデントに遭遇しないように日頃の手入れは大切ですね。また、安い物ではないだけに保管場所も大切。そんな愛車をお宅ではどのように保管していますか。写真のお宅のように立体的に収納すると、スペースの節約にもなりますし、オブジェのようで見た目も素敵です。

とことん浸れるシアタールーム

薄型テレビが普及して画面がどんどん大きくなり、ほとんどのお宅で大画面でテレビや映画を観られるようになっています。さらに誰にも邪魔されず自分だけの世界に浸りたい場合には、写真のようなシアタールームはいかがでしょうか。完全防音になっているので、雑音が入らず音もクリアです。また室内の音も外に洩れないので、楽器の練習にも、もってこいの部屋です。画面の幅が室内の幅なので、映画に集中したい人にはおススメのレイアウトです。

趣味を超越したDIYスペース

DIYをただの「日曜大工」と言うなかれ。ホームセンターやネットで簡単に道具が手に入れられる今、職人さんも真っ青になるくらいの器用な人が増殖中です。そんな人達の自宅に必要なのは「作品」を作るための作業場と増えていく道具を整理するための部屋。このお部屋の魅力は道具がすぐそこにあるので、作りたい時にいつでも作業できること。お休みの日に庭先に道具を広げて作業しなくても良いのです。寝食を忘れて没頭しそうですね。

侘び寂びの時間が流れる和室

茶道を嗜む人は皆さんご希望として家に茶室を持ちたいと言う思いがあるでしょう。茶室があればいつでもお稽古ができますし、ちょっとしたおもてなしの際も喜ばれます。炉を切るというと、とても大掛かりなことのように思われるかもしれませんが、少し床を高くすれば可能ですし、水屋も床の間の横のスペースに作ることが出来ます。この二つのしつらえがあれば、がぜん、本格的な茶室らしい仕上がりになりますね。和室離れが進んでいますが、伝統的な茶室を見ると日本の侘び寂びを感じ、背筋がしゃんとします。

愛車がすぐ側に居る幸せ

車好きの人にとっては、いつでも愛車が側にあって眺められるなんて最高の幸せですね。最近若者の車離れが進んでいるという話をよく耳にします。しかしその反面、車を愛する人の間では「ディスプレーガレージ」を希望する人が増えています。写真のお宅、ガレージと大理石床のエントランスホールとがガラス張りでつながっている空間はまるでディーラーのショールームのようです。さほど車に造詣の深くない私のような者でも美しいと感じます。

家族全員でセッション

家族全員が音楽ができるなんて、なんて素敵で羨ましいこと。通常自分の楽器は自分の部屋で保管するという家庭が多いと思いますが、そうなると、それぞれの部屋に保管のための場所や、ピアノのような重量のある物になると床に補強が必要だったり、ある程度の音が出る場合には防音にも気を使います。このお宅のようにひとつの部屋をその場所と決めておけば、工事もひと所だけで済みますし、楽器以外の物がないので収納にも神経質にならずにすみますね。

ガレージはゴルフ練習場

ゴルフの練習場があるのは地下のガレージ横。こんな施設に恵まれていたらお子さんのプロデビューも夢ではないかも。またご覧のとおり、この場所はゴルフだけでなく色々な趣味の部屋として活かされています。お施主様が手作りしたスピーカーがあるということは、プロジェクターを設置すればシアタールームに早変わり。いつでも自宅でロードショーが開催できます。使用目的をひとつに決めてしまわずにフレキシブルに使える空間があるととても便利ですね。

自宅で一杯の至福

この酒部屋は、造り酒屋を回るのが趣味というご主人のたっての希望のお部屋。広めの廊下程度の板張りの上に半畳の畳を2枚。壁は消し炭色、天井はよしずを海老茶に塗り仕上げるという凝りよう。元々お持ちだったのかこの部屋のために探したのかアンティークな茶箪笥が一層の渋さを醸し出しています。丸い座卓にはやっぱり日本酒が一番似合いますね。こんなお部屋で飲みなれていたら、もういい加減なお店では満足できなくなってしまいますよ。
子供達に子供部屋があるように、大人には書斎や家事室と「ひとり」になるための部屋がその時代に応じて求められてきました。現在希望が多いのが趣味室。ひとつの趣味をつきつめる方もいれば、とにかくあれもこれもと関心のあることにとりあえず首を突っ込んでみる人も。そんな趣味の物をまとめておけて、多少散らかしてもお母さんが鬼の形相にならない安全地帯。光陰矢のごとし、人生はあっという間に過ぎてしまいます。寸暇を惜しみ自宅でレッツ、チャレンジ!

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ライター/writer さんたまる