スキップフロアはご存知ですか?
同じ空間の中で階段を用い、高さをずらした床を設ける建築方式のことを言います。
上下の階を見渡せ、開放的な空間を演出できるのが大きな魅力。
さて、どんなスキップフロアの家が登場するでしょう。早速見て行きましょう。
家を繋げるスキップフロア
LDKをスキップフロアに。ひとつの空間でありながら、リビングとダイニングキッチンを緩やかに区切っています。
高低差によって生まれた開放感とオリジナル感。
自由度溢れるスキップフロアに憧れていたご夫婦満足の出来上がりとなりました。
遊び心を大切に
こんな子供部屋、あったら最高。
一部をロフトのようにして、移動手段は可愛い梯子。これも立派なスキップフロア。
飽きの来ない変化ある子供部屋に、子供はもちろん、たまには親も顔を出したくなる空間です。
数段で、視界をずらず。
各フロア、数段を利用して少しずつ視線をずらした空間を作りあげました。
何段もの階段を利用するだけがスキップフロアではありません。
写真のように、数段だけでも、家の雰囲気はだいぶ変わります。視線をずらして空間を広く。
程よい段差が、家の空気を更に心地良いものへと導きます。
階段自体がインテリア
階段自体がインテリアとして鎮座しているこちらの空間。
大きいながらも、圧迫感のないデザインです。
ここまでゆったりとしたデザインなら、階段だけではなく、ちょっと読書をする時などの椅子的役割としても、活躍してくれそうです。
中2階はスタディスペースに
階段と階段の間、造られたスペースにはとっておきのスタディスペースを。
家族とは少し離れた空間、でもちゃんと、「勉強してます!」アピールは子供部屋に籠もるよりもかなり高め(笑)
スキップフロアは、家族との心地良い距離を保つ、緩衝剤とも言えるのかもしれませんね。
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ライター/writer midori