高さを変えることで、仕切りがなくても独立した空間になる、諦めていたテイストを作ることができる、収納スペースが増える、ちょっとした腰掛けにもなるetc……。
これら全て、小上がりについて挙げた嬉しいメリットなんです。
今回は、小上がりの魅力をお伝えします。
小上がりなら和室も溶け込む
洋風のリビングに突如現れる小上がりの畳スペース。違和感がまったくないんです。
高さを変える小上がりは、仕切りがなくても独立した空間として使うことができます。和室を諦めていた方、小上がりならリビング内に和室を作ることができますね。
家族が重宝! 使い勝手抜群です
落ち着いた色合いの壁に間接照明が施された畳の小上がり。色合いがリビングとマッチしています。
バルコニーとも繋がる小上がりは、乾いた洗濯物をとりこんで畳む場所として最適! 赤ちゃんのお昼寝場所として、遊び場としても大活躍します。
そしてなんと、小上がり右端は掘りごたつ式になったカウンターなんです。足を降ろして読書をしたり、ゆっくりコーヒーを飲んだりと、家族全員が重宝する小上がりスペースです。
こだわり抜いた小上がりスペース
「高級寝台列車のような空間だな」この写真を見た時、そんなことを思いました。
こだわりを感じる小上がりです。
畳で寝ころんだ時に見える小窓からの景色、そして小上がりだけに使用した木材の壁!
リビング内にありながら、ここだけまるで異空間へとトリップできそうな空間です。
秀逸なアイディアに脱帽です
小上がり側で使えば掘りごたつ、リビング側で使えばダイニングとして!
どちらでも使えるよう、テーブルの高さは揃えるという秀逸なアイディアに脱帽です。
ひと繋がりとしながらも、天井は小上がりとの空間を分けるために違う素材を使用。掘りごたつ部分は板をはめて床にもすることもできます。
襖の柄に注目
引き戸を設け、客間としても使えるようにした小上がりです。
普段は写真のように開放していますが、違和感は皆無。畳を縁なしの琉球畳にした点も大きいですが、特筆すべきは襖の柄。
リビングのシックな雰囲気に合わせた柄にすることで、ますます統一感のあるインテリアになっています。
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2014年06月17日投稿
デザイン・設計手法
建築について
(回答数5)
ライター/writer midori