皆さんは間取りを考えるとき、四角形で考えませんか?普通はそうだと思います。
でも、何も四角じゃないといけないって決まりはないんですよね。
今回は、デザインに曲線を取り込んだ、有機的とも言える美しいカーブを持つ家たちを集めてみました。
シャープな直線で構成された家たちとの違いはなんでしょうか?
空と一体になれる、白くて美しい曲線
都心で住宅密集地に建つこちらの家は、外に向かってではなく、プライバシーを確保して、空に向かって、オープンな造りになっています。
リビングに接するバルコニーは壁が高くなっていますが、一部曲線となっていることで圧迫感を感じませんし、バルコニーに出たときに見えるのは空だけなので、気持ちいいですよね。
まるで木陰にいるような心地よさ
こちら、廊下の一部の写真ですが、壁から天井にかけてのカーブが美しいですよね。
照明の当たり具合によって出来る陰影が変化し、様々な表情を生み出しています。
曲線で構成されると、どこまでが壁でどこからが天井なのか、その境目も曖昧で不思議な感覚になります。
まるで木陰を歩いているような、そんな気分になりませんか?
カーブから覗く庭の光が優しい
こちらのお宅は、基本的には直線で構成された、シャープでかっこいいデザインなのですが、一部の部屋の入口となる部分に曲線を取り入れています。たったこれだけの曲線なのに、なんだか家に微笑まれているような気持になりますよね。その先に見える庭の風景も、優しく感じられます。
優しいカーブに包まれる、外観デザインを活かした書斎
法律の規制を交わす為にデザインされた外観の曲線部分。これを内部にも活かしたのがこちらの書斎。
曲線で構成された部屋は美しいですが、家具の配置などで迷うこともあるかもしれません。
でも部屋の役割によっては、このお籠り感漂う書斎のように、却って好都合の効果をもたらしますね。
敷地に溶け込む、有機的な家
う、美しい。。。まるで山をくりぬいて出来たような、自然で、有機的な形状のこのお宅。
屋根が緩やかに隆起し、内部もその形状そのもので、天井を見上げると、まるで森をそのまま散歩している気分になりそう。立体的にも曲線ですが、平面的にも曲線で、さまざまなカーブのあちらこちらに人が入り込む仕掛けがあるそうで、森を探検する気分で楽しめそうです。
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2014年06月01日投稿
デザイン・設計手法
屋根の形の流行
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ライター/writer amodanca