はじめまして、日比生寛史建築計画研究所の日比生と申します。
コンクリート打ち放しは美しいですよね〜。私も好きな素材のひとつでよく使用します。
ただ、皆さんが仰る通り、夏暑く冬は寒いです。(泣)特に東京などの都市部では、冬場の寒さよりも夏の暑さが厳しいようです。
対策は、外断熱で対処するという方法が一般的ですが、私が以前設計した住宅では、主要な空間(長く過ごすリビングダイニングなど)ではない従空間(玄関ホールや倉庫等)を道路側に配置し、主要な空間は直接外気に接しないように奥に計画し、従空間をバッファゾーン(緩衝帯)として、外部も内部も打ち放しで見せるようにしました。
クライアントからは、問題なく快適ですという報告を受けましたので、設計のアイデアで快適性を保つということも可能です。
あともうひとつ、コンクリート打ち放しが美しく見えるのは、単にコンクリートであることではなく、型枠(コンクリートを流し固める型材)を厳密に計算して綺麗に整えて、照明やスイッチ、コンセント等の生活に必要な要素を美しく配置することです。
すべてが考えられた上ではじめて美しく見えるのです。
従って、コンクリート打ち放しの経験が抱負な建築家に相談しなければ、美しくないコンクリートになる可能性が大きいと思います。
是非、美しくカッコイイ打ち放しを目指して下さい!!
日比生 寛史/日比生寛史建築計画研究所
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