みんなの建築相談建築の専門家が無料でお答えします

住まいに関するちょっとした質問から、新築やリフォームなどの専門的な質問まで
feve casa登録専門家がお答えいたします。

エコ・温熱環境

Q:太陽光発電について

たかはなさん
今現在震災によって太陽光発電が主流になっていてエコだと節約になります
2014年07月22日投稿
  • 57,164

1881人の方が「この回答が参考になった」と投票しています。

feve casa登録専門家による回答 No.001
山本富士雄

太陽光発電について

山本富士雄
結論から申し上げるとお止めになったほうがよいと思います。今まではブームになっていました。確かに売電でそれなりの収入があった方もおられます。しかし買い取り電力価格は毎年下がります。景気振興のため国が高値で買うように決めたからですが、無理があるので年々下がります。ドイツでは日本円にしてスタート時100円/KWが現在15円/kwまで下がっています。パネルガラスの表面も10年たつと効率が落ちます。メンテに多額の費用が掛かります。20年以内に宇宙量子ドット太陽光発電が普及します。現在の地上にある太陽光発電は無用の長物になります。

株式会社山本富士雄設計事務所 山本富士雄 
[email protected]
2014年07月22日時点の回答です

このまめ知識は参考になりましたか?

は い いいえ
feve casa登録専門家による回答 No.002
こちらの回答は管理者により削除されました。

1971人の方が「この回答が参考になった」と投票しています。

feve casa登録専門家による回答 No.003
加塩 博之

【回答2に付け加えて、、、】

加塩 博之
回答2に付け加える(訂正を含め← 弊社認識です)と、
産総研の調査では、故障が少ないとされている太陽電池モジュールでも約5年以内に3割が故障していています。
また、パワーコンディショナーも10年~15年が寿命と考えられています。8年9年後の故障率が5割を越えるとのデータもございます。
更に保証は最大10年間になりましたが、故障率の高い製品が11年目以降に壊れない訳ではありません。有償で新品に近い費用がかかります。
これで、故障が無い場合に10年~12年間で元が取れる製品では設置をお薦めはできません。

また、実は太陽光(自然)発電はエネルギー効率が悪いので、安定供給の為には、供給の使用しない火力発電所を常時稼動させておく必要があり、それを考えるとエコとはいい難いです。
(私は原発稼動には反対の立場です。)
売電をして初めて元の取れる行為となる訳で、その行為自体が電力会社に依存していることになりますし、災害時使用できても、(恐らく人的制限がかかったり、パネル自体がその時使用できるか怪しい)15KWの1回路となります。

更に、売る側(ハウスメーカー、住宅紹介不動産業者、工務店等)の恩恵が、大きくなることも付け加えさせて頂きます。
つまり、太陽光発電は内容的には白物家電等と変わりませんが、設置固定が必要な為、建築工事を伴いますので住宅に付随させていますが、上記の業種の報酬は一般的に(直接)工事費等の%で支払われます。
例えば、150万円の5%ならば税別で7.5万円も割り増し請求されるのです。ハウスメーカー、住宅紹介不動産業者がそれぞれ割り増しすると、
結果として、項目には無くても15万円も多く支払うことになります。
弊社では面積による設計料算定をしていますので、太陽光発電、エアコン等の有無や外構部分の広さで設計報酬は変わりませんが、
設計料が工事費割合だと設計料も割り増しされる場合もございます。

これらを総合的に検討なさって設置なさりたいのならば、
設計に組み入れさせて頂いております。

宜しくお願い申し上げます。

Archi-Lab.CAN 建築加塩設計株式会社 加塩博之 拝
=豊かな空間創造、幸福な時間=

追伸:太陽光発電は主流ではありません。(全体の1.6%~3%)
サポート発電所等の設置や製造エネルギー、設置効率を考えると
エコかどうかも疑問ですし、どの時点を節約と言うかで答えが変わります。
(個人的には、民間の消費電力を少なくすること(例えば、携帯電話の不使用等)とシェールガス開発による企業電力対応が、得策だと思っています。)
2014年07月23日時点の回答です

このまめ知識は参考になりましたか?

は い いいえ

1894人の方が「この回答が参考になった」と投票しています。

feve casa登録専門家による回答 No.004
新田広史

エコにこだわることなく、趣味?の一環として設置してみることではいかがでしょうか

新田広史
さまざまなデータからエコと言い切れるかどうかは不明です。
屋根への設置方法を比べてもこれで万全と考えられるものはどうもありません。設置する金物が原因の雨漏り、最大風速計算は法定の数値で余裕は不明、いかにも風で飛びそうです。
メンテナンスフリーなど世の中には存在しない。枯葉も鳥の糞もあり。

しかし機械的にはおもしろいですし、発電量表示メーターなど見ていて楽しいです。
元を取るとういう発想ではなくエコ「的」に楽しめればよいのではないでしょうか。自家用車を持つことと同レベル。けっして元を取ろうとは思わないのでは?

デザインシステム新田建築事務所 新田広史
2014年12月04日時点の回答です

このまめ知識は参考になりましたか?

は い いいえ

“専門家”になんでも気軽にきいちゃおう!

人気の住宅デザイン

広がりを感じる設え-素材感の引き立つナチュラルモダンな邸宅|千葉・検見川の住まい
1 11 1
柔らかな風が通る連格子・モダン和風の家
2 8 37
Sunrise Kanegafuchi サンライズ鐘ケ淵
3 7 4
すべて見る

建築家の方へ