feve casa登録専門家による回答 No.003
まず重量について。
一昔前と現在とでは社会の様子が異なっていますので全くの余談とお考えください。
普通に造られでいるならば1㎡あたり180kgを載せることができます。アップライトを置き人が2人座ったとしても2㎡に370kg程度。大したことはありません。そこにさらに天井いっぱいまでの書架がある、などは考えたくないです。
さて「購入」とおっしゃいました。Web状でご相談に対応している多くの建築家の設計で監理も受けて完成した家ならばどうぞ置いて下さい。
はっきり言って「建売」なら避けることが無難では?? 特に2階設置はやめましょう。補強も考えないほうが良いです。1階でしたら床下に入れる前提で束を増してください。
次に吸音・防音・遮音です。
必ず漏れます。 程度の差はあるでしょう。 近隣とのお付き合いの程度によって受忍限度は変化します。
吸音、防音、遮音はそれぞれ意味が異なります。ここでは長くなりますので・・。
床・壁・天井にボードを張り増す、サッシを気密性能の大きなものとしペアガラス、外側に雨戸orシャッター、内側に厚いカーテン。どこまでおやりになるか。 せっかく工事しても「この程度?」となることも多いものです。なるべく重たく、隙間なくが基本です。 お家そのものが重くなります。耐震性能に影響します。
既存の部屋の中で組み立てる音楽練習室なるプレハブ式の「小屋」もあります。 まずお買い求めになった先に聞いてみることからお始め下さい。
デザインシステム新田建築事務所 新田広史
2014年11月24日時点の回答です