feve casa登録専門家による回答 No.002
究極は、自分が一番気に入ったものを採用する事、古くなったり、汚れても、それが良い風合いと思えるようような素材でつくる事だと思います。 一番気に入ったものであれば、自分で手入れする事が苦にならないのでは・・・。
住宅に使用される材料や製品が工業製品である以上、経年変化や劣化はまぬがれませんので、メンテナンスは必ず発生します。
先ず、10年から15年くらいで、設備機器が壊れます。
15年から20年くらいで、外装や屋根、内装の劣化が目立ってきます。
20年から30年くらいで設備配管などの問題が出てくるかと思います。
あとは日常的なメンテナンスを業者に依頼するか、ある程度のメンテナンスは自分でやるかという事です。
・住宅の維持費用を最小限にするためには、
①耐久性が高い製品を使用する
②省エネ性の高い製品を使う
②太陽光発電、エコウィル、エコキュートを採用する
等が考えられますが、その分、初期費用が高くなります。
・手間を最小限にするためには
光触媒等の自浄作用のあるコーティングした外装材やガラスを採用する等は考えられますが、これについても初期費用がかかります。また汚れにくいというだけで、汚れないというものではありません。
例えば同じクルマでも、手入れの行き届いたものと全く手入れしないのでは、中古車で売ろうとすると値段が違うように、それによって住宅の資産価値も変わります。最も手間がかからないのは、管理体制がしっかりしたマンションという事になるかと思います。管理費用として、毎月払って行くという事です。戸建住宅ではそれがありませんので、メンテナンスの度に何十万もかかる事を考えると、それに備えて、資金積み立て等も考えておいた方が良いかもしれませんね。
2014年06月05日時点の回答です