feve casa登録専門家による回答 No.001
木造住宅の前提でお答えします。
構造材は一般的に、工場で予めカットした材料を用意し、一気に組み立てていきます。現在の在来工法では、羽子板ボルト等の金物で緊結し、耐震性を担保しています。
古材を一部に使用する際には、解体時に作業を一時中断した上で、大工さんが慎重に取り外し、保管の上、現地または作業所にて加工して取付けます。
加工により、もともとの寸法より小さくなりますので注意が必要です。
大工さんの手間賃や保管場所の確保、新しく取付ける為の加工方法を事前に相談し、あらかじめ計画しておくことも必要です。
建具やガラスは取り外す際に壊れてしまうことも想定し、予備を確保しておくことをお勧めします。古い建材は「気密性」「遮音性」「利便性」に欠けることが多い為、再利用の際には施主の理解が必要不可欠です。
十分な回答になっているか判りませんが、ご参考になれば幸いです。
2023年05月23日時点の回答です