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エコ・温熱環境

Q:維持の費用や手間がかからない家のタイプは?

かずばんびさん
 無精で申し訳ありませんが、いわゆる標準的な家
(特段の音響施設、庭園と言った機能は不要)、維持費用及び手間が最小限の家とは、どういった種類のものになるのでしょうか?
2014年06月04日投稿
  • 92,846
feve casa登録専門家による回答 No.001
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feve casa登録専門家による回答 No.002
馬場邦男

「一番気に入った家を造る事です」

馬場邦男
究極は、自分が一番気に入ったものを採用する事、古くなったり、汚れても、それが良い風合いと思えるようような素材でつくる事だと思います。 一番気に入ったものであれば、自分で手入れする事が苦にならないのでは・・・。
住宅に使用される材料や製品が工業製品である以上、経年変化や劣化はまぬがれませんので、メンテナンスは必ず発生します。
先ず、10年から15年くらいで、設備機器が壊れます。
15年から20年くらいで、外装や屋根、内装の劣化が目立ってきます。
20年から30年くらいで設備配管などの問題が出てくるかと思います。
あとは日常的なメンテナンスを業者に依頼するか、ある程度のメンテナンスは自分でやるかという事です。

・住宅の維持費用を最小限にするためには、
①耐久性が高い製品を使用する
②省エネ性の高い製品を使う
②太陽光発電、エコウィル、エコキュートを採用する
等が考えられますが、その分、初期費用が高くなります。

・手間を最小限にするためには
光触媒等の自浄作用のあるコーティングした外装材やガラスを採用する等は考えられますが、これについても初期費用がかかります。また汚れにくいというだけで、汚れないというものではありません。

例えば同じクルマでも、手入れの行き届いたものと全く手入れしないのでは、中古車で売ろうとすると値段が違うように、それによって住宅の資産価値も変わります。最も手間がかからないのは、管理体制がしっかりしたマンションという事になるかと思います。管理費用として、毎月払って行くという事です。戸建住宅ではそれがありませんので、メンテナンスの度に何十万もかかる事を考えると、それに備えて、資金積み立て等も考えておいた方が良いかもしれませんね。
2014年06月05日時点の回答です

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feve casa登録専門家による回答 No.003
山下 祐紀

ハウスメーカーでは

山下 祐紀
維持費用や手間が掛からないいわゆるメンテナンスフリーの家を製品にされているのは、メーカーさんが有力かと思います。

今までご回答頂いている建築家さんのおっしゃる通りかと思います。

私が考えるにエコな家は、

1. 汚れない素材を使うのではなく、汚さないで劣化させない工夫をし、風合いを楽しむ家。メンテナンスはしやすい様にする。
2. 過剰なエコ商品の設備機器を使わず、現在の優れた工法により気密性を上げ、家自身が呼吸をしている家。風の通り道、日差しの制御や上手な取り入れ方が出来ている家。
3. 自分が心から好きになれる家。

3が、一番大事かと思います。これがあれば、心配は上手く克服出来るかと思います。

すみません、たぶん、かずばんびさんの質問から外れているかと思いますが…。
2014年06月05日時点の回答です

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feve casa登録専門家による回答 No.004
東 正二

「維持費用及び手間が最小限の家」をイメージしたのですが。

東 正二
「維持費用及び手間が最小限の家」をイメージしたのですが。

シンプルな箱に必要最小限な壁(当然耐震を考慮したもの)。あまり創り過ぎないこと。耐久性のある材質の仕上げ。そして住宅設備機器はメンテナンスのききやすい既製品になり、家具なども既製品のなかでバランスのいいものをそろえてコーディネイトする。

といったものが基本になると思います。
そう考えると私も他の先生たちが言っておられるようにマンションがよいのではないかと思いますが。
2014年06月05日時点の回答です

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feve casa登録専門家による回答 No.005
倉澤智

外壁、屋根に重点をおいてみたらいかがでしょうか。

倉澤智
かなり特化した回答になりますが、外壁や屋根をなるべく劣化しないような素材を選択し、デザインに配慮するということがよいと思われます。

メンテナンスは不可欠ですが、メンテナンスにかかる金額の最も大きいのは外壁と屋根です。外壁については、できる限り軒を深くし、外壁を保護するようにデザインする。また、タイルなどは貼らずに、清掃のみである程度メンテナンス可能な素材を選択する。できれば雨をはじくようなデザインを外壁に施すなど。

屋根については、勾配を適切にとり、複雑な屋根の形にせず、耐久性のある素材を選択するなど。

こういうことを守るだけで、かなりメンテナンス費用を軽減できると思います。
2014年06月08日時点の回答です

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feve casa登録専門家による回答 No.006
株式会社K's建築事務所

K's建築事務所黒川と申します

株式会社K's建築事務所
メンテナンスの必要のない建物はありません。
しかしながら維持費用を小さくする材料、工法は様々にございます。
ただし維持費用のかからない材料、工法を選択することは建築時の費用が高くなってくるというのが通常かとおもいます。
イニシャルコストとランニングコストの比較により価値観をどこに置かれるかという判断かと思います。

戸建住宅ということを想定しますと先の先生がおっしゃられております外壁、屋根に重点を置いてみるという提案に私も賛成です。

しかしながら同じ材料を使ったとしてもメンテナンスをしっかりされるかされないかで劣化の速度は大きく変わってまいります。
答えになっておりませんが維持費用を最小限に抑えるにはメンテナンスを手間をかけてマメにされるということではないかと思います。
2014年06月08日時点の回答です

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