間取りや設備、床材など、家の中身に関することは、最初から具体的なイメージを持っている方が少なくありません。それとは反して、家の外観は意外と後からになりがち。これって、マイホームあるあるなんだそうです。でも……やっぱり外観もとても大切ですよね。家の印象は、外観から受けるパーセンテージも高め。
「でも、どんな外観を……?」
今日は、中身のみならず、家の外観が素敵なお宅をご紹介です。
家族の様子が見える。帰り道が、ほっとほころぶ
黒いシックな外壁と二本の煙突。そしてそれを暖かく照らすダウンライト。そして特筆すべきは、外からも中の様子が見える外観の設計。
視界の下あたりに設置された窓からは、中でくつろぐ家族の姿が。そんな姿が見えると、「あぁ家に帰ってきたな。」と、ほっと心がほころびそう。
外観のデザインは、自分で創造することができるのです。
家自体が、まるでアート
この空間、アートな空気がばしばし出ています。美術館と言われても信じてしまいそうな、センスが光る外観です。
天へと向かう、美しい曲線の屋根。この曲線が、周りを包む雰囲気を柔和なものへと変えました。
線によって生まれた柔らかさによって、周囲の家とも不思議と馴染んでしまう。
そんな、不思議な魅力を兼ね備えた外観です。
やっぱり憧れる、日本家屋
憧れを抱かずにはいられない、立派な佇まいの日本家屋。歴史ある、日本ならではの建築様式。
雨や風にはびくともしない強固な造りと安定感、そして「必ず家族を守る」という家自体の心の声が、静かに、でもはっきりと、聞こえたような気がしました。
夕景も見たくなる家
斜面を活かした家づくり。自宅までは、シンボルツリーを眺めながら階段で向かいます。
芝生と土ゾーンを交互にデザインした庭。花の季節には、色とりどりのお花が咲き乱れるのでしょう。そんな季節、階段足元のライトに照らされながら自宅へと帰る時間。
そんな夕景の場面は、きっととても、美しいことでしょう。
外観の可能性は、無限です。
改めて、そんなことを思わせてくれたのがこの一枚の写真。
ここまでおしゃれな外観は、なかなか拝見したことがありません。自宅という枠を超えて、街全体のシンボルにもなり得そうなほど。
家の内装も是非見てみたい。好奇心と羨望が、溢れて止まらなくなりそうです。
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ライター/writer midori