今年の建築・インテリアトレンドの一つである「カラフルさ」。活き活きとした色味は見ているだけでも元気になります。鮮やかなビビッドカラーから柔らかみのある淡いカラーまでさまざまなスタイルのアイデアをご紹介します。ホワイト、ブラック、ブラウンなどついつい落ち着いた色味のものばかりを選びがちですが、夏に向けてカラフルな空間を取り入れてみるのはいかがでしょうか。
レッドの活気あふれる玄関
個性的な家を演出したい場合は、住宅のある部分でカラーを用いると効果的です。写真のように家の顔となる玄関部分にビビッドなカラーを用いると、他の住宅とはまた違ったユニークなイメージを与えることができます。洋風やポップなスタイルが好みの方にオススメのアイデアです。
仕事のやる気もアップするカラフルなオフィス
ホワイトを基調とした部屋に赤・青・黄をポイントとしてプラスしたオフィス。近未来的なデザインかつ目が覚めるような元気なカラーを使用しているため、仕事もはかどること間違い無しです。照明も蛍光灯を用いてパキッとした空間を演出。リラックスするというよりかは、作業を行うのシーンに適しているカラーリングなので、オフィス向けのアイデアとなります。
癒しと清潔感を感じさせるグリーンの壁
壁の一面に色を用いる手法は、初心者の方でも取り入れやすいアイデアです。写真の住宅のようにビビッドな色味でもグリーンを用いることで落ち着いた印象を与えてくれます。また、壁の一面を変えるのにはカラーだけではなく、ウォールペーパーを用いて柄もののデザインに挑戦したり、通常の壁紙とは違うテクスチャのタイルやレンガを用いてみるのも良いでしょうか。デザインのアイデアはそこに暮らす人の好みとアイデア次第。バリエーションは無限大です。
柔らかい色味は子供部屋にベスト
写真の住宅のような淡いピンクを始め、ブルー、レモンイエロー、グレーの優しい色味は、子供部屋にマッチします。また淡い色は部屋を広く見せる効果もあるので、狭い部屋に用いるのも効果的です。また、壁の色を塗るのが難しい場合や手間になる場合は、カーテンにそれらの色味を使うのもアイデアの一つです。まずは、カーテンから挑戦してみても良いでしょう。
青空を彷彿とさせるブルーの窓で開放感を演出
写真の住宅のように階段部分などの窓に色味を用いると、外からの視界を妨げるためのプライベートの確保にも役立ちます。空や海などの広大な自然を彷彿とさせるブルーを用いれば、リラックスできるようなスペースを演出することも可能です。ガラスや窓に使用する場合はほんのりとした色味になるため、部屋の雰囲気は落ち着いたイメージに保ちつつ、少し遊び心をプラスしたいと考えている方は、ぜひ参考にしてみてください。
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ライター/writer 栗原