木肌を、五感で感じる住まい

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木の匂い、木の肌触り、木の木目。木は、家の材料になってもまるで生きているようにその存在を感じられます。そして昔から木と共に暮らしてきた私たちは、やっぱり木が大好きです。今回は、木を存分に感じることのできる空間のある事例を集めてみました。

木の家に切り取られた窓枠から、風景の緑を眺める

枠のない窓が、とてもすっきりとした印象です。窓の外の木々がまるで、壁に飾られた絵画のようにも見えます。家具が少ないこと、また、ソファやテーブルの高さが抑えられていることで、目線が窓の外の緑に自然に向かい、心地よさを感じる空間となっています。

テレビがオブジェのように飾られたリビング

本来なら生活感が出てしまうテレビを、このように宙に浮いたようにレイアウトすることで、とっても不思議な印象を与えられます。生活感がないどころか、まるで、ギャラリーの展示物のようにすら感じてしまいますね。リビングの奥に見える畳の間との間仕切りがガラスというのも、とてもユニークな作りだと言えるでしょう。

家中触りたくなる、そんな木の家

たっぷりと木を使った、LDK空間。スキップフロアになっていて、上段はまるで、ステージのようです。この高さからの窓の眺めは、高さを感じて、気持ちがいいでしょうね。とにかく、存分に木が使われているので、寝転んだり、壁をすりすりしたり、子供から大人まで、木と仲良しになれる、そんな空間になっています。
木と共に暮らす住まい、いかがでしたでしょうか。木造建築といっても、昔ながらの住まいを想像していたら、スタイリッシュでクールな空間が多くて驚きですよね。その辺ですぐにゴロゴロしてしまうのも、日本の住まい方ならではのメリットです。さあ、存分に木の家を味わい尽くしましょう。

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ライター/writer amodanca