「行ってきます」と「行ってらっしゃい」。そして「ただいま」と「おかえりなさい」。
玄関で家族がかわす挨拶は、ほんの一瞬のこと。でもその一言は、言う方言われる方両方とも、ほっと安心したり一日を頑張ろうと思わせてくれたりする大事な一言でもあります。
他愛ないながらも愛おしい毎日の挨拶が繰り返される玄関って、実は家族の大事なコミュニケーションの場でもあるのかもしれません。
そしてそんな大切な場所は、いつでも気持ちよい空気が流れていてほしいものです。今回は「玄関」についてまとめてみました。
木目調の自然感に癒される
玄関ポーチの柔らかい灯りと、壁と玄関ドアで統一された木目調の素朴さが、まるで「おかえりなさい」と語りかけているようです。
一角に植樹されたグリーンで癒し効果も倍増。
ナチュラルカラーで統一された玄関は、行ってきますもただいまも、自然と笑顔になれるような自然感をまとっています。
多目的スペース併設、機能性抜群の玄関
家から出る時帰ってくる時、慌ただしいシーンをよく見かけるのも玄関の特徴。
そんな時、写真のような多目的スペースがあるとかなり助かります。たくさん買い物をした時には一旦置けることもできれば、腰をかけて靴紐を結びたい時にも重宝できるスペースです。
更には独立した空間にもできる扉も設置。
玄関にこういった空間があるだけで、使い方の多様性が広がります。
明るめの床材と朱色の和風玄関
白壁と明るめの床材、そしてシューズクローゼットの朱色がマッチした、お洒落な和空間が広がる玄関です。
朱色の素材は和紙。和空間とマッチしているのは、素材選びが秀逸な証拠です。
その他にも生け花やお皿を飾ったりと、アート空間としての役割も担う素敵な玄関スペースです。
空間に溶け込むおしゃれなベンチ
玄関ポーチに設置された一つのベンチ。
ベンチの作りは和風ではないものの、玄関扉とベンチを同じ木材にすることで違和感なく空間に溶け込んでいます。
ベンチに座ると、頭上には優しい灯りを灯すスクエア型の照明が。空間の雰囲気を決める際、ポーチライトの色と形は大事なポイントになってきます。
インテリアセンスも抜群、“屋内もきっとおしゃれな空間が広がっているんだろうな”とワクワクさせてくれる玄関ポーチです。
間接照明がセンスと機能性アップのカギ
土間風に作られた玄関の素材はコンクリート。素材の味わい+汚れが落ちやすいという玄関にはピッタリのステイン塗装で仕上げています。
コンクリート×木材の床だけでもセンスある空間ですが、間接照明の存在が玄関全体の雰囲気を更によくしています。
玄関で靴を脱ぎ履きする際にそっと足もとを照らしてくれる照明は、かなり重宝されることでしょう。
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ライター/writer midori