部屋に一つ観葉植物があるだけで、庭に1本木を植えるだけで…。そこにグリーンがあるかないかというだけで、空間は激変します。
インテリアグリーンとしての役割はもちろん、その瑞々しい生命力は、ただ眺めているだけで私たちにエネルギーを与えてくれます。
日々の暮らしにゆとりとうるおいをもたらすグリーン。
今日はグリーンに焦点をあて、住宅実例を紹介していきます。
グリーンディスプレイがお出迎え
開放感のある広い玄関ポーチ。白と黒のモノトーンな壁はディスプレイスペースとして楽しめます。
そこに色々な種類のグリーンを飾れば、パッと彩りが映えるおしゃれな空間に早変わり。木版部分は、腰をかけて一休みしたり、買い物袋を置いたりできる、あると便利なスペースです。
家と外との境目にこんな素敵なグリーンがあれば、外出時や帰宅時など、その都度気持ちが明るくなれそうですね。
ヤシ科の植樹でリゾートを演出
木にも色々な種類がありますが、南国リゾート感を演出するなら、写真のようなヤシ科の植物がおすすめです。
白壁を主な外装とし、バルコニー部分を黒にしたシックな外観に、緑の芝生とヤシの木。写真奥に見えるハンモックも相まって、まさに南国リゾート。
演出したいイメージを具体化させて、それに合う品種を選ぶと失敗が少ないですよ。
外の景色を取り入れる
屋内にグリーンがなくても、外にたくさんのグリーンがあるならば。そのグリーンを「借景」として家に取り込むというアイディアがおすすめです。
こちらの家からは、隣りにある公園のグリーンを家に取り込んでいます。大きな窓には見渡す限りのもこもこの森。
自宅にいながら森の中にいるような感覚です。いつでも自然を感じられるリビングダイニング、素敵ですね。
長い年月を共に
庭には、大きな2本の柿の木があります。長い年月を家の人々と共に過ごした柿の木は、家族にとって生活の一部となっています。
ある時は子供の木登りの相手として、またある時は写真のように夏でも家族を日光から守るサンシェードとして。天気のよい日は、年間を通してピクニックやBBQもできますね。
この家に住まうご家族は、大きな柿の木に見守られながら、幸せに暮らしているのでしょう。
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ライター/writer midori