様式やインテリアデザインの欧米化はみなさんご存知の通り。
外国文化を取り入れることで空間づくりは多様化しましたが、やはり日本が誇る「和」のデザインも忘れてはなりません。
多様化する家作りの中で、キラリと光る和のデザインをご紹介します。
威風堂々、門構え。
「威風堂々」という言葉が思わず頭をよぎる、がっしりとした作りの堂々とした門構え。
和だからこそ醸し出すことのできる風格を漂わせています。
外観で趣と存在感を出したい方へ。「和の装い」おすすめですよ。
親戚みんなで集いたい
子供の頃。夏休みや冬休みなどの長い休みに入ると、祖父母の家に親戚一同が集った記憶がふと甦った一枚。
写真のような和室で大人は宴を、子供たちはその真似事を毎夜繰り広げたものです。
大切な家族の時間を、畳の香りと共に思い出させてくれる和室。やはり欲しくなりますね。
掘り炬燵のあるリビングを
家族が寛ぐリビングを和室にした住宅です。
掘り炬燵なので、椅子に座るのと遜色なくゆったりリラックスすることができます。
畳に座ると見えるのは、地窓からの景色と水盤。和室と地窓の相性はご覧の通り抜群です。
柔らかな自然光とともに、和室を優しく照らします。
後世に残したい純和室
定番になったとも言える琉球畳をはじめデザイン性のある畳ももちろん素敵です。
しかし写真のような昔ながらの畳も、廃れることなく後世にまで残したいものの一つ。
本棚いっぱいに並べられた本の数々、畳のへり。
懐かしさで胸がいっぱいになるのは、私だけではないはずです。
縁側というゆとりスペースを味わおう
和室からつながる縁側スタイル。今も昔も変わることのない、永遠の憧れです。
縁側で日向ぼっこをしたり、腰をかけて花火をしたり、お昼寝したり。
その情緒はきっと、純和風たる縁側から作られるもの。
縁側のようなゆとりスペースが、人の心にもゆとりを持たせてくれるのかもしれません。
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ライター/writer midori