開放感!気持ち良い!優越感!!これら全て、吹き抜けの効能

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開放感抜群な、吹き抜けのあるお宅。
もちろん、おしゃれ。
でも、おしゃれなだけではないのが吹き抜けの底力です。

例えば、日光をもっと取り入れることが出来たり、一階と二階にいながら家族とお話しが出来たり、二階にいながら「お。今日のごはんは、大好きな○○だな♪」などと予想できたり。

家族のコミュニケーションがより円滑になる効能を持ち合わせた建築方法なのです。

空気の流れが家全体になるので、天井ファンをつけたり、床暖房にしたりするなど、暖かさ・冷気を逃げないようにする工夫も重要ポイント!

ポイントを押さえて開放的な空間で過ごせたら、今年の夏も心地よく過ぎていきそうです。

一体感が最高です

吹き抜けの上からは、スタディルームや寝室が見下ろせます。

見上げれば吹き抜けの天井が見える、そんな一体感を味わえるのが吹き抜け住宅の醍醐味です。

そして、寝室には天井面に遮光カーテンが設置され、気分によってカーテンを横に引いて完全個室にすることも出来ます。

屋根には暑さを感じさせないように、外断熱を採用しました。細やかな気遣いが垣間見える、優しさ溢れる吹き抜けのお宅です。

吹き抜けの高さを活かして、上映会!

吹き抜けはこんな楽しみ方も出来るんです!吹き抜けゆえの天井高を存分に活かし、壁をスクリーンにして、特別な映画館が出来上がりました。

昼間は子供たちの喜びそうな映画を流すのも、賑やかな雰囲気になりそうでわくわくします。そして夜は大人の為の空間に早変わり。
カウンターで好きなお酒を片手にスクリーンを眺める。映画館まで足を運ばなくても、特別な空間がここにはあります。

優越感に浸りながらの乾杯をしたって、誰にも邪魔はされません!笑

吹き抜けは外観も素敵

高さがある分、窓もたくさん設置できるというのが、吹き抜け住宅のメリットの一つ。
例え一階部分の日当たりが良くなくても、たくさんの窓から入り込む採光によって、日当たり問題を解決することが出来ます。
そして窓がたくさんある家の外観は、ご覧の通り、とっても素敵。

内側のみならず、外側までも彩ってくれるとは!吹き抜け構造の才能の引出しの種類が、こんなに多いなんて!今すぐ嬉しい悲鳴をあげたいけど、ここはぐっと我慢。笑

和と洋、どちらにもしっくりと似合います

吹き抜けは、和風の造りの家にもしっくり合います。
酒蔵などの蔵を想像していただけると納得だと思うのですが、昔からある蔵の構造・・・・・・そう、吹き抜けなんです。

というわけで。拭き抜けが和風造りに似合わないわけがない!
洋風の拭き抜けとは一味も二味も違う和風の拭き抜け。
趣のある空間にぐっと深みが増しました。

ホテルのラウンジにいるかのような高級感

こちらのお宅も、吹き抜けを活用して、二階部分まで窓を設置しています。窓からの採光が部屋を優しく照らします。

そして、こちらの空間には可動式の間仕切りが設置されています。キッチン・リビング・和室はそれぞれ個室になったり、一つに空間になったり。

TPOに合わせて柔軟に適応できる空間ほどありがたいものはございません。

天井の曲線により、柔らかな印象に

拭き抜けの天井を見上げると、木の梁が柔らかい曲線を描いているのが見えます。この曲線を見ていると、何故か不思議とおおらかな気持ちになってきます。
曲線は、空間を柔らかい印象にさせるだけでなく、実際よりも空間を広く見せるという効果もあります。

そして、見逃してはならないのが2つ設置された天井ファンの存在。ファンを設置することによって空気が循環し、気持ちいい風が吹き抜けます。
暑い夏や寒い冬など、吹き抜けの家にあると、とても重宝されるアイテムです。

もろもろ、相性ばっちり!

白い壁に、ショコラ色の梁がよく映えます。白×ショコラでナチュラルな印象のリビングに、大人の味わいが足されました。
天井まで続く窓から見える森林が、こちらのリビングの雰囲気ととてもマッチしています。そして、リビングに鎮座する暖炉。暖炉の煙突が、邪魔されることなくすっとまっすぐ、吹き抜けの天井へと伸びているのが壮観です。

良く見ると、暖炉のスペースだけ床の色合いが濃くなっているのが分かります。家族みんながほっとできるリビングは、こうしたたくさんの工夫によって、誕生したのです。
小さな頃、両親の友人の家に遊びに行ったとき、そのお宅のリビングは拭き抜けで、天井を見上げると、大きな天井ファンがまわっていました。
当時は扇風機が大きくなったようなものがぐるんぐるん廻っていて、飛行機みたいだな・・・・・・くらいにしか思っていなかった天井ファン。幼心ながらに「おしゃれだな」と思った記憶があります。
インテリア性だけではなく、サーキュレーターの役割をするということに気づいたのは、それから何年も経った後。
あの豪華なお宅には今も天井ファンが廻っているのでしょうか。開放感と柔らかさが織りなすあの羽の音が、今も懐かしく耳をくすぐります。

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衣食住の「住」 2014年02月17日投稿 住宅設計 衣食住の「住」

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ライター/writer midori