カラーマジックを味方につけて。壁面の色使いと効果5選

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おうちの内装は全館で統一するのも素敵だけれど、お部屋ごとにイメージを変えたり、何なら壁ごとに変えてみるのも面白い。色は視覚的に広く見せたり、狭く見せたりという効果も持っているけれど、それ以上に心理的、身体的に直接影響を与えられるものです。色の力を借りて、ライフスタイルに磨きをかける方法、お部屋別にご紹介します。

さあ、のびのび大きくなろうね!ビビッドイエローのプレイルーム

24色相の中で最も明るいイエローは、子どものプレイルームにぴったり。生命力を象徴し、太陽の色でもあるイエローは、交感神経を刺激し気分を明るくしてくれる色です。外で遊べない雨の日や、ちょっぴり体調がすぐれないときでも、ここならキラキラ笑顔がはじけそう。
まじりけのない「純色」は、幼児期の脳の発達を助けるとも言われているんですよ。もう少し大きなお子さんをお持ちだったり、取り入れるのが難しいと感じたら、少し彩度を落とした壁紙を探してみて。跳ねたくなるような明るさはそのままに、優しさが感じられる空間になるはず。

さあ集中!ライトブルーの勉強・仕事部屋

寒色系の代表であるブルーは、人を冷静にさせる効果があると言われています。そのため、就学期になったお子さんのお部屋や仕事部屋はブルーを取り入れると集中力が高まり、勉強や仕事がはかどると言われています。また、ダークな色合いは冷たさや寒さを感じさせる色ですが、明るいブルーは空や海を連想させ、希望を抱いたり自立心を高めたりする色でもあるんです。目標に向かって頑張りたいことがある時期ならば、一面だけ壁紙をブルーにしてみるのもアリかも。明るいブルーは疲れた頭のリフレッシュにもいいですから。

毎日通う部屋だから。ペールピンクのトイレ

コントラストをあまり付けず、やさしい色合いでコーディネートした空間は、無意識に人の心身を解きほぐしてくれます。そして暖色系、特に赤系統に属する色相は血流を良くする働きがあると言われていて、体を温めてくれますので、水廻りに優しいピンクなどを持ってくるのは理にかなっていると言えます。特に、お腹の調子が悪い時なんかは寒色系のトイレより暖色系のほうが、痛みが少し和らぐように感じるんですよ。

さわやかな朝を♪ビビッドライトグリーンのキッチン・ダイニング

ライトグリーンは若々しさや再生といった意味を持つ色です。このように表面に光沢のある素材と組み合わせると、よりフレッシュさが引き立ちますね。こちらは収納扉でダイニングやキッチンのワンポイントとして取り入れるのはいかがでしょうか。食べ物を新鮮にイキイキと見せてくれる効果があるほか、通勤・通学前にさわやかな気分を与えてくれたり、人の身体にとって楽に感じる色ですので帰宅後の疲れを取ってくれる効果が期待できますよ。

リッチなホテル気分を満喫。ダークブラウンのベッドルーム

お部屋の中で大きな面積を占める壁紙にダークな色合いを使うのは、重くなったり圧迫感を感じるのではとなかなか手を出しにくいもの。しかし大人っぽい高級感が出ることから人気の高い色なんですよ。安定した落ち着きを感じられるため、ベッドルームなどにおすすめです。素材やインテリアの組み合わせ次第で、モダンな雰囲気にもアジアンリゾートな雰囲気にもなるので、季節に合わせてガラリと模様替えしてみるのも楽しいかも。
色は魔法。
例えばテーブルのランチマット一つ、ソファのクッション一つでもお部屋の印象をスッと変えてしまうことのできる魔法。
壁紙や建具など、面積の大きいものならなおさらです。最近ではDIYで手軽に壁紙を変えることもできますが、ぜひおうちを建てるときは、そのお部屋でどんな魔法を家族にかけたいか、ワクワクしながら考えてみてくださいね。
この家の魔法使いになれるのは、あなただけなのですから。

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ライター/writer little-maya