仕事後や学校後、週末など家族が集まる家の中心部分である「リビング」。みなが集まって会話を楽しんだりテレビを見たり、くつろいだりする空間だからこそ、家族全員にとって居心地のよい場所に仕立てたいものです。
広々とした空間に存在感のある大きなソファを配してくつろげる空間にしたり、テラスやウッドデッキなど外の空間とのつながりを感じさせるスペースにしたりと、各お宅によってもそれぞれです。
今回は、リビングルームで過ごす時間が今よりもさらに楽しくなるような、素敵なスペースに仕立てている住宅の例を参考にさまざまなアイデアをご紹介します。
インテリアのアイデアを参考にしたいおしゃれな空間
ブラウンの重厚感がある皮のソファをインテリアの中心として、ナチュラルなベージュやホワイをベースに観葉植物やファブリック、木材など自然素材のアイテムを集めて空間をおしゃれに仕立てた例。
床にカーペットを敷けば、小さな子供たちがそこでおもちゃで遊んだり寝転がったるもできます。
平日の家族が外出しているときにはのびのびとひとりでソファを占領してテレビを見たり、読書を楽しんだり、週末にはリビングに集まってカーペットに座って家族同士で会話をしたり。
くつろげる空間に重点を置いて家具を考える際には、あまりものを置かないことです。余計なインテリアを置かない分、空間は広くなりますのでのんびりとくつろげるスペースを演出することができます。
テラスに面した光を感じるリビングルーム
大きな窓に面してソファが配置されているため、日中には自然光を感じながらくつろぐことができる仕立てになっています。
テラスに面している分、春から夏にかけては窓を開け放して外と室内を一体化させた空間にすることも可能です。週末には友人や親族を招いてみなでパーティーをするのにも最適。
陽の当たる場所に配置されたふかふかの大きなソファは、ついつい昼寝をしてしまいそうな、贅沢な時間を味わえるリビングになっています。
コーヒーの香りが漂うカフェ風リビングルーム
木材を基調としたリビングでは、キッチンからコーヒーの香りが漂ってきそうな、落ち着いたカフェのような空間に仕立てることが可能です。
写真の住宅のようにハンモックなどリラックスできるアイテムをインテリアにプラスすると、遊び心満載でリビングで過ごす時間が楽しくなりそうです。
インテリアを揃える際には、木材の温かみのある雰囲気を損なわないよう、同じ素材のものを使用したアイテムで統一するのがおすすめです。
ホワイトが基調のシンプルモダンなリビングルーム
白を基調とした空間に無駄を一切排した、徹底的にシンプルにこだわったリビングの一例です。清潔感がこのリビングルームなら、家にいながらでもまるで高級ホテルにステイしているかのような日常とは切り離された特別なひとときを過ごすことができるはずです。
週末には夕食後、ここで目の前に広がる夜景を見ながらお酒を飲みだり、DVDを見たりと非日常的な優雅な時間を過ごしたい方におすすめのリビングルームの仕立てです。
子どものことを考えた、目線が低いリビングルーム
小さなお子さんがいる方におすすめなのが、ソファやテーブルテレビ台など比較的足の短い背の低い家具を使用すること。このことによって子どもの安全面も配慮できます。
子ども目線も交えながら考えられたこの空間では、インテリアは暗めのカラーと淡い色をミックスしており、重さと軽やかさのバランスがとられているのもポイントです。その際にベースとなる色は2、3色程度に抑えると統一感を演出することも可能です。
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ライター/writer 栗原
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