「自分らしい」玄関に。多機能で個性的な活用術

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住む人たちはもちろん、たくさんの人たちを迎える住まいの顔「玄関」。自分たちらしい使い方やディスプレイにこだわりたいものです。今回は、住む人の個性が光る玄関づくりのアイデアをご紹介します。靴を置いておくだけの役割にとどまらない、多機能な玄関は参考になるはずです。

ピアノを配置してラグジュアリーな空間に

リビングダイニングの限られた空間にピアノを置くことができない場合は、玄関ホールを使うというアイデアも。吹抜けが開放的な玄関。広々とした玄関ホールの一角にピアノを置いて音楽ホールのようなラグジュアリーな空間を演出しています。

ピアノを置く際に気になるのが、防音対策。一戸建ては、マンションに比べて独立しているので音の漏れは小さいですが、きちんと防音対策をすることは大切です。例えば、窓を2重の構造にするなど音をシャットアウトできるように工夫しましょう。

アメリカンテイストのおしゃれな玄関

赤いドアとカラフルな雑貨で飾られた楽しさ溢れる玄関。玄関は住まいの顔です。住む人の個性が最も伝わりやすい場所なのではないでしょうか。こちらの事例のように、アメリカンテイストの雑貨や色使いを取り入れれば、海外のカフェやレストランのような楽しい空間に仕上がります。

ディスプレイする際は、統一感のあるカラーとテイストの雑貨を選ぶことで、センス良くまとまります。さらに、雑貨などで空間を埋めてしまわないよう靴を置くスペースや収納はきちんと確保することで、メリハリのあるすっきりとした玄関をキープできます。

多用途に使えるインナーテラス

玄関とインナーテラスを繋げたこちらのアイデアも斬新です。大きな壁は天井までたっぷりとした壁面収納スペースとして活用しています。屋内でありながら開放的なインナーテラスがあれば、遊具を設置して子どもの遊び場にしたり、家族でキャンプの用意をするなど、アクティブな家族が伸び伸びと過ごせます。

趣味を楽しむ玄関スペース

こちらの事例は、建築主のライフスタイルがそのまま玄関に表現されたスクーターガレージが特徴です。1階に玄関兼用のスクーター専用ガレージを設け、さらにLDKとも緩やかに繋がる設計になっています。

広々とした土間にスクーターと自転車を置くことができれば、雨風から守ることができメンテナンスもしやすく一石二鳥。さらにリビングからいつも眺められるので、お気に入りと暮らす楽しさを存分に感じられます。
靴や、家の中にしまっておけないアイテムの収納などに使うことが多い玄関。通常、他の部屋に比べてスペースを取れない場合も多いですが、これから新築するという方は、ぜひ玄関スペースにゆとりをもって設計されることをおすすめします。

こちらの紹介したアイデアの他にも、玄関ホールを使ってワークスペースを設けたり、趣味のサーフボードをディスプレイして収納するなど住む人らしい個性的な使い方はいろいろ。「自分らしさ」を表現する空間として注目してみませんか。

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ライター/writer naomi