feve casa登録専門家による回答 No.001
すみやんさん
始めまして、アーキクラフトの福田と申します。
「無垢床材の年月による変形」についてお答えします。
自然の素材ではどのようなものにおいても「経年変化」というものは避けて通ることはできません。
人と同じように年月を刻み味わいが出てきます。
変化とはとても穏やかでわずかなものです。
素材の寿命としてみれば屋内では数百年持つ耐久性のある素材ですから過度な負担がかからなければ使用するうえで支障が出るような変形はまず起こりません。
ただ材料単体の癖で割れが入ったり、過度に収縮したりすることはありますがその状況は施工してほぼ1年以内に現れます。
一年めで調整すればそれ以後は安定し、過度な変形は起こらなくなります。
季節を通じては乾燥時期(秋から冬)は材料と材料の間に隙間で生じます。乾燥による収縮で、湿度の多い時期に蓄えた水分を放出します。
逆に梅雨時から夏は吸湿し隙間がふさがります。
これは素材の性質によるもので室内環境を調節する機能を発揮しているということで、生活する上で支障ある変形とはいえません。
自然素材は床に限らず「古びても味わいがある」と感じられれば経年変化も楽しみになると思います。
無垢の床板、お勧めします!
アーキクラフト
福田義房
http://www.archi-c.com/
良い家づくりのコラム
家を建てようかとおもったら読んでいただきたいコラムです。
http://urx.nu/8FBO
マイベストプロ埼玉
http://mbp-saitama.com/archi-craft/
2014年06月02日時点の回答です