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構造

伊豆半島に住んでいます。今後、の住宅を考える場合、免震と耐震のどちらの建築構造がより有効でしょうか。
2014年06月02日投稿
  • 72,613

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feve casa登録専門家による回答 No.001
亀山 靖生

免震と耐震

亀山 靖生
おおまかに考えて免震は地面からの揺れを免震装置で吸収します。
耐震は建物自体の強度を上げて揺れに対して建物が壊れないようになっています。

免震は揺れを建物に伝えないので建物および家具などの家財への影響も少ないです。
耐震は建物は強くなりますが、揺れは吸収せず建物も揺れますので
家財への影響もでてきます。

【費用について】
免震
2~300万
建物工事費の他に免震設計料および免震工事費がかかります。

耐震
0~
建築基準法では最低限の耐震については規制がされています。
どの程度の耐震性能を求めるかで費用は上がってきます。


【木造住宅の場合】
伊豆半島にお住まいとの事で地震に対しては当然の事かなり慎重になられていると思います。木造住宅の免震工法は費用もかかるため実際に採用されている物件はまだまだ少ないと思います。
災害の事を考えると免震がベターだと考えます。
しかし当然事ながら費用がかかります。工事にかけられる予算とどのような建物に暮らしたいかによって、どこにどの様にお金をかけるかを考えていく事が大切かと思います。


免震でなくとも現在の在来工法で十分安心な建物は建てられます。
2014年06月02日時点の回答です

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feve casa登録専門家による回答 No.002
田代智子

免震のデメリット

田代智子
回答1とだぶるところありますが、

理屈から言えば、免震構造のほうが地面の揺れを上部に伝えないので、
有効ではあります。

ですが、

○コストがかかる
○建物上部が動くため、隣地との離れに注意する必要あり。
○免震構造にできない地盤がある。

といったデメリットがあります。
ほとんどの住宅がコストにより耐震を選んでいるのが現状ではないかと思われます。
2014年06月02日時点の回答です

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feve casa登録専門家による回答 No.003
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feve casa登録専門家による回答 No.004
片瀬進

住宅用免震設計可能です。

片瀬進
より有効なほうは、免震です。
震度7であっても、震度4程度に吸収します。
弊社では、免震設計が可能ですので、詳細は、直接メールください。

問題は、近隣で施工できる業者がいるかどうかです。
免震講習の受講。会員でないと、施工できませんので、その点注意して
ください。
2014年06月03日時点の回答です

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feve casa登録専門家による回答 No.005
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feve casa登録専門家による回答 No.006
馬場邦男

簡易的な施工の免震が良いと思います

馬場邦男
阪神淡路大震災の調査では、倒れた家具等の下敷きになって身動きが出来なくなって、火災も含め、亡くなった方が大勢おられます。大地震は就寝中にあるかも知れません。耐震構造は家が倒壊するのは免れますが
揺れを小さくする事は出来ません。前述の方のコメントにもありますが、震度7を震度4くらいまで抑えられれば、建物の構造にも被害が少なく、家具の転倒等もほとんど無いという実験結果もありますので、免震をお勧めします。従来の免震工法はダンパーや免震ゴムの性質上、一度地震があるとメンテナンスが必要となったりしますので、メンテナンスが不要な工法が良いと思います。ご連絡いただければ、ご相談させて頂きます。
2014年06月05日時点の回答です

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