使いやすくて見た目もすっきり。収納スペースを考える

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物が多くて片付かないという悩みを持つ人、多いのでは?限られた場所にすっきり片付けるには、モノを減らすしかありません。一方で、とりあえず収納スペースをたくさん作ったものの、どうもうまく使えないという声もよく耳にします。何をどう収納するのか、自分の持ち物を把握しておかないと、せっかくの収納スペースもなんだか使いにくいということに。ライフスタイルにあった使いやすい収納スペースを考えましょう。

狭小住宅だからこそ広めの土間が便利

屋外に広いスペースを取りにくい都心の狭小住宅。自転車等を置いておくスペースが取れないという問題も、玄関を広めの土間にしてしまえば解決します。ベビーカーなど、屋外においておくにはちょっと…というモノを置くスペースとしてもおすすめです。
壁面に可動式の棚を作って、見せながら収納。これなら、靴だけでなく花を飾るなどさまざまな用途に使用できますね。

お気に入りのCDはジャケットも見せてインテリアに

CDジャケットって、素敵なものが多いですよね。CDをかけている間だけ出すのではもったいない。ということで、壁一面に飾りながら収納されているのはCDのコレクション。インテリアとしてもおしゃれ。今の自分の好みを再発見することもできそうですね。
高さのある収納スペースですが、階段があるので楽に出し入れできます。パンチングメタルの階段も雰囲気にぴったりです。

持ち物を把握しているからできる壁面収納

趣味のコレクションを飾れる、壁面いっぱいに作られた棚。持ちものに合わせて作られた収納は、やはり使い勝手がいいものです。棚の高さも細かく考えられているのは、自分が持っているものを把握しているからできること。テレビやエアコンなども棚にきちんと収まっているので、さまざまなモノが置かれていてもごちゃごちゃして見えません。

収納に困るかさばるモノはこの場所にイン

スーツケースや季節によって使う暖房器具、冬用の布団、ひな人形やクリスマスツリーなど、収納する場所に困るようなかさばるモノ、住宅の中に意外と多いのではないでしょうか。
そんなモノたちをしまっておけるのは、用途を限定しない収納スペース。どんなものも受け入れてくれる納戸や物置があるととても便利。例えば、このような小屋裏物置があれば家の中がすっきり片付きます。

全てを組み込んだ壁面いっぱいの造作家具

壁一面に設けられたのは、キッチンや冷蔵庫までも組み込んだ、一体型の壁面造作家具。棚の垂直・水平ラインの印象が強いためか、いろいろなモノが収まっているのにとてもすっきりした印象。焦げ茶色の籠や箱を使って、見せる部分と見せない部分のメリハリもあります。色使いを統一するのもごちゃごちゃして見えない秘訣です。
収納を考えるということは、自分が何を持つのか考えること。つまりはどう生きるかにもつながります。とはいっても、必要なモノは年齢や家族構成とともに変わるのも事実。趣味だって変わります。臨機応変に対応できる収納と、リネン庫やパントリー、書棚など、用途を決めて使いやすい場所に設置する収納があると便利ですね。

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ライター/writer okunaga