視界は高く、見た目も広く。~今こそ、3階建て住宅という選択を~

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「3階建て住宅」と聞くと、都心部の狭小地に効率的に建てるものと想像する人が多いかもしれません。
しかし、いま3階建て住宅は眺望を楽しんだり、各フロアごとに特徴を持たせたり、二世帯住宅としてプランニングしたりと家づくりの選択肢の1つになっています。
今回は、様々なスタイルの「3階建て住宅」を紹介します。

広く使えるLDK

2部屋を開け放つことで、広く伸び伸びとした空間が生まれます。

開閉が出来る扉は、TPOに合わせることが出来るのでなにかと便利。

写真奥に見えるのは、広く設けられたバルコニー。
木製の格子が外からの視線を遮ってくれるため、バルコニーでも悠々自適に過ごすことが出来ます。

たまには夜空を眺めながら

同じ高さで繋がった内と外の空間。

どちらも間接照明の演出が実に見事。
内と外両方にアップライトを施すことで、窓を開けたら、2つの空間が1つへと違和感なく繋がります。

窓を全面に施すことも、空間をより大きく広く見せるコツ。

開放感溢れる空間で、季節の風を感じながらくつろげるリビング&アウトサイドリビング。贅沢な3階建て住宅です。

木材でリゾート感を演出

バルコニーから直接入れるようになっている浴室入口部分は、全て木材を使用。

バルコニーをお子様が裸足で駆け回っても、浴室から室内へと行けるので室内が汚れる心配はありません。

コンパクトだからこそ、動線を確保した設計は大成功。
動線の選択肢がたくさんあることは、動きやすさに比例します。

まるで南国のリゾートホテルのような空間は、3階住宅でも十分作ることは可能です。

視界に広がる青い空

寝室に設置された大きな窓からは、大きな空と街の景色を思う存分楽しめます。

土地を選ぶ時、どんな土地に家を建てたいかを考えることも1つの大きなポイント。こちらのお宅は、敷地が他の家よりも高い場所にある分、「隣の住人と窓越しに目が合ってしまう」という心配は皆無。

空と月、星を身近に感じることができ、プライバシーも守られる、魅力と安心が備わった3階住宅です。

2階と3階を吹き抜けでつなぐ

天井が高いと、人の目は実際よりも空間を広く・高く認識します。
その錯覚現象を活かした技術が吹抜けです。狭小住宅に大人気の理由は、その点が大きいでしょう。

空気の循環の役割を担うなど、他のメリットも多々ありますが、なんといってもこの開放感は大きな魅力。

リビング内に階段を設置し、空間にメリハリを出しているのも見習いたいポイントです。
実は筆者、3階建て住宅を建てた夫婦の家に行ってきたばかり。

外観の素敵さも去ることながら、想像を覆すほどの屋内の広さ、そして広く見せる技術にただただ驚き、そして羨望の眼差しでその夫婦を見つめていたのでした。

3階建て住宅は、もはや「苦肉の策」ではなく「選ばれる物」としての価値を確立しつつあるのでしょう。

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ライター/writer midori