リノベーションで、家に息吹を吹き込もう

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マイホームの選択肢。

新築の一戸建てやマンションだけではなく、中古を買ってリノベーションを施すという選択をされる方が、以前に比べると増加傾向にあります。

昔の建築様式ならではの丈夫な梁はそのままにして自分の好きな空間にデザインし直したり、2つの独立した空間を1つの空間にまとめたり。

リノベーションのデザインは、枠にとらわれないものばかり。自由が好きなあなたは、もしかしたら“リノベーション向き”かもしれません。

暗かった2階が光溢れる空間に

2~3階部分をスケルトンリフォームしたこちらのお宅。

元々光が届かずに薄暗かった2階の窓側に吹抜け廊下を設置。そうすることで、光が差し込む明るい空間へと生まれ変わりました。

また、空間を白で統一させることで、実際以上に空間を明るく見せています。色の効能も上手に活用した一例です。

立派な梁はそのまま生かす

立派な梁と、長い年月を醸し出すダークな床がとてもいい雰囲気。それもそのはず、こちらの建物、築なんと90年。あと少しで1世紀を生きる建築です。

年月を経てもなお力強い梁はそのまま生かし、吹抜け当たりの手摺りにはアイアン材を利用。

90年という歳月を大切にしながらも現代風のアイテムを用い、和モダンアートな空間作りに成功しました。

収納スペースはあえて減! 生活スタイルを空間デザインに反映

中古マンションのフルリノベーション事例です。奥様のご希望で収納スペースをあえて減らした設計に。

“本当に必要なものだけを身の回りに置いておく。そんな、洗練されたシンプルイズベストな生活の先に本当の豊かさがある”という考えのもとリノベーションされたこちらの空間。

なるほど、柔らかさと温かさ、そしてシンプルさを兼ね備えた魅力的な空間になっています。

リノベーションを機にハイセンスな家具を

どの角度から見てもかなりお洒落なこちらのテーブル。本来4本あるはずのテーブルの足は1本のみ。上から吊るす設計になっています。

なんてハイセンスなテーブルなんでしょう。空間の主役になっていることは言うまでもありません。実はこのテーブル、リノベーションをきっかけにテーブルも変えたんだとか。

空間のみならず、家具も思い切って変えるのも大いにアリですね。

間取りを変えずとも空間激変

庭の敷地を広げることを機に、庭へと開かれた間取りにリノベーションされたご自宅です。

軽量鉄骨造のリノベーションは柱や壁を取りずらい特徴があるため、間取りはほとんど変えずに素材や天井の高低差を変えることで、外に広がりを感じる作りにしました。

嬉しいポイントは、DIY好きのご夫婦が住む家ということで足場板を床材に使用。もともと愛着のある家が、趣味にも適応した素敵なご自宅にバージョンアップしました。
リノベーションに決まりはありません。あるのは、「どんな空間にしたいか。どんな風に過ごしたいか」という、そこに住まう人の願いのみ。

一からデザインを考えるというのは大変な作業ですが、空間が出来上がった時、きっと最高の景色見る事ができるでしょう。

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ライター/writer midori