狭小住宅だって諦めない! 諦めなくてもいいんです。

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「狭小地だから……」と、今もし何かを諦めようとしているのなら、少しお待ちください。

狭小地でも諦めなくてもいいことって、沢山あるんです。限られた条件だからこそ生まれた工夫や知恵は、あなたの夢を叶えてくれる「希望」となり得ます。

吹抜けで開放感を確保

アメリカ西海岸の家をイメージして作られたこちらの住宅。

リビングを吹抜けにすることで、実際の面積以上の広がりと明るさを感じることができます。

3階建てにして高さでスペースを生み出す狭小住宅。これって意外といいことも多いんです。

3階からは、窓からスカイツリーを望めるのだとか。高さがある分、外の眺めがよくなるというメリットもお忘れなく。

狭小でもそれぞれの個室を

こちらのコンセプトは「家族それぞれの個室を持つ」ということ。

狭小住宅というと部屋数を少なくして広さを確保するというイメージも大きいかと思います。しかし、狭小だってやはり諦めることはないのです。

コンセプトどおり、家族みんなが個室を持つという理想を現実に変えた狭小住宅。

写真の和室は、ご家族のどなたの個室なのでしょうか。それぞれの個室全てを見たくなるような、センスが香るご自宅です。

半地下を書斎に

半地下を作るという選択肢のご紹介です。

誰にも邪魔されることのない、自分だけの趣味空間を作れるなら、広さはもはや関係ありません。

半地下に作ったのは、ご主人様の趣味であるプラモデルを飾って眺めるための書斎。まるで秘密基地のような空間にワクワクします。

好きな物に囲まれながら、極上の時間が過ごせそうです。

リビング内に階段を

リビング内に階段を設置することで、階段スペースを省略することができます。

階段壁に沿ってディスプレイされた見せる収納により、リビング内にあっても階段の空間が独立されていますね。

そして、ご家族こだわりの家具と雑貨で作られたリビング空間がとても素敵です。

テラスと吹抜け、窓から差し込む自然光など、実際よりも広く感じさせるアイディアがたくさん盛り込まれています。

くつろぎ方が3パターン

限られた空間でありつつも、くつろぎ方の選択肢が3つもあるリビングです。

一つはテーブルで、もう一つはソファで。そしてもう最後は写真奥にあるウインドウベンチ。

ウインドウベンチは収納も兼ねていて、お子様のおもちゃなどを収納しているそう。

家族それぞれが好きな場所でくつろげるリビング。あなたなら、どこでゆったり過ごしますか?
狭小住宅。面積に限りがあっても、家族が幸せに住まう住宅という点を見れば、他の住宅と全くもって同じこと。

そしてその限りある面積をいかに心地よく仕上げるかという点を見れば、きっとその気持ちの強さや情熱は、どの住宅にも負けないものがあるのではないでしょうか。

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ライター/writer midori