玄関アプローチのアイディア特集

お気に入りをクリップ

このエントリーをはてなブックマークに追加
玄関扉までの道のりでもある玄関アプローチ。

マイホームはアプローチから始まっています。

外部に繋がる部分になるので、近隣への配慮が必要です。

自分含め家族が暮らしやすい玄関アプローチとはどんなものでしょうか? 今回は玄関アプローチにスポットをあてて紹介します。

雨でも濡れずに安心です

アプローチ部分から屋根をつけた利便性抜群のスペース。

このアプローチなら雨の日でも玄関まで走らずとも、アプローチまで行けばもう安心。

入口をパンチングの扉にしているので、屋根付きのアプローチでも閉塞感、圧迫感がありません。

広めにとった玄関前は、大量に買い物をした日でも一旦置けるというメリットも。

天気のよい日は扉を開けての換気も可能です。

和モダン感が素敵

砂利に敷かれた石畳。
上部には、石畳を照らすダウンライトが嵌め込まれた庇が見えます。

庇に使われた木材は屋内天井にも使用される素材。

アウトドアリビングのような雰囲気も醸し出され、和モダンの美しさが際立ちます。

1つ目のご自宅同様、庇が多少の雨からは守ってくれます。
ガレージにも繋がっているため、動線効率もGoodです。

広さ極まるアプローチ

どこからどこまでがアプローチなのか、境界線が曖昧になるほどの広さを有する玄関スペース。

アプローチのすぐ横には、これまた広いウッドデッキ!
玄関に入る前に、よいしょと一旦ウッドデッキに腰を下ろしてひと休み、なんてこともできますね。

玄関からもウッドデッキからも、屋内外の移動が軽々と出来てしまいます。

自由度の高いアプローチ、家族の往来が楽しくなりそうな空間です。

浸水経験を糧にして

趣味であるロードバイクを玄関まで運びやすくする為に、玄関アプローチをスロープにしています。

歳を重ねた時も、スロープなら楽に歩くことができ、いつか車椅子になった際も安心な設計です。

そしてこちらのスロープ、高さがあることにお気づきでしょうか。

過去、洪水で浸水した経験から地盤面・ポーチを高く設計しています。そこに合わせてスロープも高くしました。

過去の経験から、安心して暮らせる家を求めたご家族。
理想が現実となり、素晴らしいマイホームが出来上がりました。

アプローチの時点で癒される

なんとも癒される夕景写真。

暗闇へと続く夕方の色合いと、暖かみのある家の灯りのコントラストが美しすぎます。

アプローチは日本家屋にぴったりの趣ある石畳。
両脇には四季ごとに表情を変える植樹たち。

屋内の様子は石畳のアプローチからも見ることができます。

家族がリビングで過ごす姿を見守りながら、家に向かう帰り道。
1日頑張った心がほっとゆるまる、幸せ時間へと続くアプローチです。
屋内へと繋がる玄関アプローチ。

マンションにはない、一戸建てならではのスペースです。

暮らしやすさ、そして家に入る前に「帰ってきた~」という安心感は、このスペースからではないでしょうか。

機能面と癒しを兼ね備えた玄関アプローチ、是非あなたの家にも作ってみてください。

関連まめ知識

家族とコミュニケーションが増える家 2017年03月24日投稿 住宅設計 家族とコミュニケーションが増える家
家事動線以外に考えるべき動線は 2017年07月27日投稿 住宅設計 家事動線以外に考えるべき動線は

関連Q&A

2015年04月20日投稿 デザイン・設計手法 玄関ドアについて (回答数6)
2015年07月12日投稿 デザイン・設計手法 庇のデメリット・メリット (回答数9)
ライター/writer midori