日常生活において、やはり家というのはとても重要なもの。とくに子育て中のファミリーは、子どもが健やかに成長できるような家にしたいと願っていることでしょう。
家づくりと子どもというと、一番に思い浮かべることは子ども部屋かもしれません。もちろん、成長に合わせて子ども部屋は重要ですが、それだけに固執せずフレキシブルに対応できる住宅を目指しましょう。
今回は、日々の生活の中で子どもの成長に役立つ家づくりの知恵を紹介します。
プライベートとパブリックの共存
3部屋を仕切るように設計された子ども部屋。各部屋にハシゴを設けて、上へ登るとひとつながりの空間になっているロフトへと繋がります。広いロフトは秘密基地のような、わくわく感を演出するでしょう。
またきっちりと3部屋を設けるのではなく、3つに仕切るといった方法を採用しているため、閉鎖的になりにくいといった特徴があります。
個人のプライバシーを配慮しつつ、子ども達同士の繋がりを大切にしたプランと言えるでしょう。
家族団らんにおすすめ!ファミリーコーナー
こちらのお宅は、子ども達を含め家族全員で楽しめるファミリーコーナーを取り入れています。カウンターをぐるりと広めに設けることで、家族みんなで使用することが可能です。
たとえばパソコンでインターネットを楽しんだり、また学童期の子どもには宿題をするスペースなど、さまざまな使い方ができます。
さらに近くに本棚などの収納スペースをつくることで、子ども達のお片付け習慣化にも役立つでしょう。
子どもの気配を感知できるキッズスペース
リビングの脇に位置するキッズスペース。こちらのお宅のリビングは、白と黒のモノトーンでコーディネートされたスタイリッシュなインテリアです。
キッズスペースは、子ども専用コーナーということもありカラフルで楽しい雰囲気。ポイントとしてはリビングのシックな印象を壊すことなく、いつでも子どもの気配を感じとれることでしょう。
なおアクセントであるブルーの壁は、体にやさしい自然素材のドイツ漆喰を採用しました。
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ライター/writer megumi,taki