家に求められる必要な空間は、時代や環境によって少しずつ変化します。
10年後、20年後の自分たちの変化を予測して、間取りや設計を考えることはとても大切です。
今回は、時代と家族、そして日々の変化に寄り添えるよう設計されたご自宅をご紹介いたします。
子供の成長に合わせた間仕切りの活用
個室が必要になったら空間を分けられるよう、空間の中央に間仕切り壁を建てられるよう設計したご自宅です。
完全に２つの個室として使えるようにと、ドアや収納、窓もそれぞれに設置されています。
子供が小さいうちは広々と使って、成長したら2つの部屋に。まさに時代に寄り添った家づくりと言えるでしょう。
リビングがゲストルームに早変わり！
写真は1階リビングの様子。普段は写真のように1つの空間ですが、可動式の間仕切りで空間を2つに区切ることを可能にしました。
ご家族や友人が泊まりに来る時、ゲストルームとして使ってもらうことができます。
清潔感のある空間は、ゲストの方にとっても心安らぐひと時を過ごせることでしょう。
日中はワンルーム、夜は各々の個室に。
広々としたワンルームには、実は秘密があります。このお部屋、収納式の間仕切りによって家族4人それぞれの個室になるんです。
日中はワンルームとして広々と過ごし、家族が帰ってきたら個室に変化。
基本をワンルームとした、環境に応じて変幻自在のフレキシブルな発想です。家族それぞれが、心地の良い空間で過ごすことができますね。
可動本棚がそのまま間仕切りに
可動本棚がそのまま間仕切りの役割も担う、技あり設計です。
家族と一緒の空間にはいたいけど、少しだけ一人のスペースが欲しい時や、ちょっとお昼寝したい時。可動本棚をリビングスペースまで引き出せば、理想のプライベートスペースがうまれます。
アメリカンフェンスを活用しよう
間仕切りとインテリアを兼用するアメリカンフェンス。
寝室とウォークインクローゼットの間仕切りとして設置していますが、完全なる壁タイプではないので圧迫感を感じさせません。
服やバッグをかけられる上に見た目もとってもおしゃれです。見せる収納としても大役を果たしていますね。
設置場所によって空間をおしゃれに簡単に仕切れるアイテムです。
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ライター/writer midori
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