なにも意識せずに家具やインテリアを揃えると、角のあるものが増えてしまいがち。
ここはあえて、丸みのある曲線のあるものを意識的に取り入れてみてはいかがでしょう。
家に曲線があることで、自然と気持ちにもまるみが出てくるかも。
また、ご高齢者や小さなお子様がいらっしゃるご家族にも、怪我防止として役立つ形でもあります。
螺旋階段が空間のアクセントに
廊下ではなく室内に階段を設置したこと、そして階段の形状を螺旋階段にしたことで、空間のアクセントと滑らかな曲線からくる優雅さが漂っています。
芸術的な曲線を持つ螺旋階段は、階段という役割のみならず、インテリアのアクセントとしても役立ちます。
ゆったり柔らかくほぐされましょう
一日の疲れを洗い流す浴室にも曲線は似合います。
角のない丸みを帯びた側面を眺めるだけでも癒し効果が期待できそう。
落ち着きのある茶色×清潔感のある白というリラックス効果の高い配色も加われば、みるみるうちに体も疲れもほぐされていきそうです。
塗り壁の存在感
やわらかいアップライトに曲線を描いた塗り壁、白とグリーンの優しい色合いは、ご自宅全体の印象そのものになっています。
例えば、ここに塗り壁がなかったとしたら。
ご自宅の雰囲気は全く違うものになっていたはずです。曲線は、ご自宅の外観にも活用することが可能です。
段差でも怪我の危険度低めです
この1枚の写真の中に、曲線と正方形、三角形、ひし形を見ることができるユニークなデザインです。
曲線が美しい段差に腰をかけたり、畳部分でごろんと横になったり、はたまたウッドデッキで即席ピクニックをしたりと、まるでプレイルームのような空間。
段差をまたいで行く時も、角にうっかり足をぶつける可能性はほぼゼロ! 怪我の危険度が低いというのも、曲線の大きな魅力の一つです。
躍動感ある二つのボウル
最後は、水面がゆらゆら揺れているような美しい曲線を描く二つのボウルです。
写真のように、ちょっとした部分にでも丸みのあるものを置くことで空間自体が柔らかくなります。
曲線×曲線でも。長方形×曲線でも、なんでもしっくりくるのが曲線のいいところ。色々な組み合わせで、曲線のある空間を楽しんでみてください。
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ライター/writer midori