見せる収納のプロになろう～見た目と機能性どちらもゲット！～

物を隠す収納ではなく、あえて「物を見せて」ディスプレイする収納方法はハードルが高いでしょうか。
見せる収納は機能性の他にインテリア性の高さから「魅せる収納」とも呼ばれ、センスのよい空間によくみられます。

素敵な空間を演出する「見せる収納」の実例を見ていきましょう。

生活をしていると「ものを一時的にぱっと置いておきたい時」って結構あります。そんな時にこんなシェルフがあったらかなり便利。
ランダムに大きさや色の異なったボックスや箱を組み合わせたシェルフは、どんなものをぱっと置いてもしっくりきそう。
ラフさが心地よい「見せる収納」です。

手持ちの家電やキッチングッズ、お気に入りの食器の大きさに合わせた、既製品ではない造作家具の収納棚です。
扉を開ける手間が省け料理の効率化がアップ。
ただ収納しているだけでもサマになるのは「見せる収納」ならではです。

壁面収納は「見せる収納」の代表格。写真のとおり、壁面収納と間接照明の相性は抜群です。
雰囲気のある空間の演出にも一役買っています。さらに、こちらの壁面収納、移動もできる優れもの。
必要に応じて棚板を増やすこともでき、生活の変化にも適応できる柔軟性も持ち合わせています。

ビルトインガレージの奥には、「見せる収納」の強みを生かした趣味スペースが。
直接壁にはさみやペンチなどをかけられるように工夫されています。
小物を収納すると、少し雑多な印象になりがちですが、写真のように位置と高さを決めると問題解決。作業効率もぐっと上がりますね。

化粧水にヘアオイル、メイク落としにコットンなど、こまごまとしたものが多く集まる洗面所。
そんな場所の「見せる収納」の実例です。
お風呂上りや朝の慌ただしい時間帯、手軽にぱっと取れる扉のない収納棚は重宝されることでしょう。

全部隠すのではなく、たまには見せる。
見せることで空間に抜け感がうまれ、全体的にセンスアップまで図れる「見せる収納」。
思い切って取り入れてみてはいかがでしょうか。