植物のチカラは絶大です。空間に植物がひとつあるだけで、空間には彩りがうまれ、人の心は癒されます。
自然の中で目にするメインの色はグリーンが圧倒的に多い日本。
植物のグリーンにリラックス効果があることを、私たちは知らず知らずのうちに気づいているのでしょうね。
だからこそ、人は自宅にグリーンを取り込むのだと思います。
観葉植物がいいアクセントに
キッチン奥には、大きく育った観葉植物。
リビング隅には、蓮の花のような形をした観葉植物が飾られています。そしてよく見ると、壁収納部にも、可愛く垂れ下がったグリーンを発見。
ナチュラルな色合いで統一した空間には、自然のグリーンがとてもよく合います。またアクセントカラーとしても、空間に鮮やかさをプラスしていますね。
こちらのご自宅のように、いろいろな観葉植物を集めてみるのもおすすめです。
まるで森の中にいるかのよう
キッチン以外を木材をメインに仕上げたダイニングキッチンです。
自然そのものの色合いを活かし、木組みが美しい空間は、まるで森の中のいるかのよう。
そして、照明にキラキラと照らされる3つのグリーン。新緑のような薄めのグリーンは、ナチュラルな色合いの木材との相性抜群。
テーブル上に置くことで、食卓にも彩りを添えてくれます。そして食事を終えた後も、ご覧のようにインテリアアイテムとしても大活躍。
ほんの少しのグリーンで、空間の色彩度が上がることがわかる一枚です。
シンボルツリーを植えましょう
家の周りには、何本も植樹された美しい木々たちがお目見え。
マイホームの完成と共に植えられたシンボルツリーは、住まう家族と共に、どんどん成長していきます。
背はあっという間に越されることでしょう。そして外に植える木々の素敵な点は、四季折々の表情を見せてくれる点。季節によって変わる色を楽しみながら、日々を過ごすことができます。
いつかきっと、家族と木々と共に過ごした時間の長さを、この木々たちが証明してくれるはずです。
借景でグリーンを取り込む
たしかにこれだけ素晴らしい森が目の前にあれば、家にグリーンを飾る必要はあまりないのかも。
というのも、借景で森のグリーンをめいっぱい自宅に取り込んでいるのですから!
全開口の窓にすることで、家にいながら森を間近に感じられる設計はさすがの一言。
そしてまた、グリーンと暖炉って、どうしてこんなに合うのでしょうか。森の中の山小屋で、ほっとひと息ついているかのような錯覚に陥りそうです。
目指すはグリーンの癒しカフェ
「グリーンをいつでも感じられる、カフェのようなマイホーム」というコンセプトのもと建てられたご自宅です。
結果はご覧の通り大成功!
リビングには幅広の全開口サッシを選び、庭のグリーンをふんだんに取り込みました。
この雰囲気、まさにおしゃれカフェそのものです。
庭のグリーンは寝室からも見えるような設計に。庭木の成長具合も屋内から楽しめる、グリーンと共に過ごすマイホームです。
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ライター/writer midori