照明と一言で言っても、アップライトやダウンライト、設置する高さや大きさ、明るさのレベルによって、見せ方の引出しがいくつもある照明。○○な雰囲気にしたいなら○○。というような大体の規則性を知ることで、照明を付ける際の参考にしていただきたく、まとめてみました。
いざ、キラキラした照明の世界へ!!
ペンダントライトが主役のキッチン
光り輝くペンダントが吊るされているのは、キッチンスペース。その輝きを一際目立たせるため、ペンダント以外は至ってシンプルに統一させました。
そして、ペンダントを少し下の方に設置することで、部屋の雰囲気がぐっとおしゃれに。大きいペンダントで重厚感を出すという技術などもあります。
小ぶりのペンダントでも写真のように、色にアクセントをつけて3連などにすると、大ぶりのペンダントに負けないくらいの存在感を発揮します。
眩いくらいの星空のよう
見事な照明テクニック!!「これが主役です」という照明が1つもない、言い換えたら、これら全ての照明が主役ということ。
全ての照明バランスを考え抜いた結果、満天の星空が広がっているかのようなリビングダイニングキッチンが出来上がりました。
人が感動するほどの美しさを、照明で作れるんだという事を、教えてくれた1枚です。
女優気分、最高です。
これぞ女性の憧れ!こんな素敵なドレッサーで毎日メイクが出来たら、なんて幸せでしょう。
そして、以前撮影スタジオで働いていた筆者、驚きです。写真にあるドレッサーは、撮影スタジオにあるメイクルームのドレッサーそのもの。スタジオにあるドレッサーの両端に、写真のように照明がついているのはしっかりした理由があります。1つめは、目に光があたることで、メイクしている人の目を輝かせ、撮影の時、どんな風に写真に写るかを確認する為。
2つめは、メイクをしている人の肌をちゃんと見る為。1つめの理由は、撮影をするわけじゃないから・・・・・・と思いがちですが、目がキラキラしているのが、例えメイクの時だけだとしても、絶対にいい気分だと思うのです(笑)そんな毎日を繰り返していたら、自然と魅力的な笑顔になっていきそうな気さえするのです。雰囲気も抜群。メイクも照明のおかげで肌をきちんと見ることが出来る。
使い方によっては、照明は美人さえ作りうるのです。
空間と照明が溶け合った、癒しのスペース
照明を空間に合わせたのか、はたまたその反対か真実は分かりません。しかし、ここには【お互いが最初から溶け合っていたかのような空間】が広がっているという、事実があります。
3連の奥ゆかしげな間接照明は、3つ集まることで、きれいで暖かな灯り灯すことでしょう。傘の部分も透明なので、揺れるフィラメントも見る事が出来そうです。その様子に心が癒されることも、あるのでしょう。
埋め込み式という選択
和室と言えば、上を見上げると二重になった、円形の蛍光灯・・・・・・というイメージは、もしかしたら今の子供にはもうないのかもしれません。
和室にも、写真のような埋め込み式や、オブジェにもなるような和風ペンダントが普及してきました。そして、和室のすごい所は、そういった新しい風も、すっと優しく受け入れて、何事もなかったかのように、違和感のない空間に仕上げてくれる所。
写真の木材は、再生利用をしたもの。樹齢何年かは分かりませんが、おそらく相当たっているであろう、立派な木。そんな木材とも違和感なく融合し、慎ましく和室を照らす照明、立派です。
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2015年10月05日投稿
新築
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ライター/writer midori