築年数が古くても、「窓からの景色が良いお部屋」や「100平米超えのお部屋」などが手に入ったりするのがヴィンテージマンションの強み。そして、その好条件を生かしつつ、自分好みでワクワクする空間に仕上げることができるのが、マンションリノベーションの良さです。 設備の位置や窓の場所など変えられないものはあるかもしれませんが、工夫次第で逆にそれが良い間取りのきっかけになることもしばしば。ここでは、ぜひやってみたいマンションリノベーションの事例をご紹介します。
広々リビング・大空間スペース
家族それぞれがやりたいことをできる広いリビングって憧れです。もちろんマンションなので、限られたスペースを生かすための工夫も大切。広いリビングでは、パパはパソコン、ママは家事、子供は勉強をできるスペースも確保。書斎、台所、子供部屋の役割を果たすリビングならその分広くとることが可能になりますね。それぞれを個室にするよりも開放感を感じられ、いつも家族の顔が見える広々リビングは理想の空間です。
食事のできる対面カウンターキッチン
キッチンに立つママとのコミュニケーションが増えそうな理想のアイテム。できた料理を置いたり、朝の忙しい時には食卓代わりにしたりと広範囲で有効活用できそう。オシャレな雰囲気に仕上げれば、夜はバーカウンターにも!?一人暮らしなら、日常のダイニングテーブルの代わりも十分に可能です。対面型キッチンにできるかどうかは、そのマンションの配管の位置にもよりますが、広いリビングにするならぜひやってみたいプランです。
リビングと和室を仕切るオシャレな間仕切り
リビングに続く和室は、ごろ寝もできるくつろぎスペース。その間を仕切る間仕切りは、和にも洋にも合いかつセンスの良いものが必要になるので、意外と悩ましい部分です。この縦スリット格子のデザインの間仕切りは床や建具の色とピッタリでとっても素敵ですね。こんな間仕切りだと開けた状態でも閉めた状態でもどっちも満足。もちろん一部だけ開けてても違和感もありません。うっすら中の気配が感じられるそのバランスも見事です!
壁面書棚
壁面書棚は、リノベーションをしたい本好きの人の憧れですね。好きな本に囲まれて暮らしたい欲求はなかなか抑え切れません。リビングの一面を書棚にすれば、いつだって好きな本に囲まれて生活できます。一角を書斎にすれば、調べ物やちょっとした書き物もできて一石二鳥です。こんなリビングでくつろぎながらお酒が飲めたら最高です。壁面書棚は、スペースを効率的に使えるので取り入れたいアイデアです。また、廊下の壁一面を書棚にして、通るたびに立ち読みなんてアイデアもアリですね。
明るいお風呂
「マンションのお風呂がこんなに明るくできるなんて」って驚く事例です。浴槽部分と洗い場の部分だけがユニットなっているハーフユニットバスを使えば、浴槽から上部分を自由に作ることができるので、こんなお風呂場もできちゃいます。ガラスブロックが光を取り入れながらも視線から守るいい仕事をしてますね。また、白いタイルも本物感があって素敵です。お風呂に窓がなくても、近くの窓から間接的に光を取り入れるアイデアが秀逸!ぜひ参考にしたいですね。
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ライター/writer hotagos