ニューヨークのアーバンスタイルから派生した、インダストリアルスタイルは、日本でも今じわじわときている人気のインテリアスタイルです。コンクリートやブリック(レンガ)の壁に、わざとかすれたような加工をほどこした木材を使ったテーブルなどを組合せ、イメージは『元倉庫』を改造したロフトといった雰囲気で、海外ドラマにも出てくるようなお部屋です。そして、なんといっても特徴なのが、ビンテージ感のある照明ランプです。元々は工場で使われていたような、なめらかな曲線とレトロなフォルムは、キッチンやダイニングなど、モダンなお部屋にも合うデザインとなっています。
海外の工場やアトリエで使われていそうな、ビンテージ風インダストリアルランプ
ホーロー製のビンテージ風ランプは、鉄などの金属表面にガラス質の釉薬(ちゅうやく)を塗り、高温で焼き付けた加工したものです。 金属の強度とガラスの光沢の美しさ、両者の持つ長所を最大限に活かした素材で、昔ながらのレトロさが、現代のお部屋にもしっくり馴染む、シンプルなデザインとなっています。
こちらのランプ、『 PORCELAIN ENAMELED IRON LAMP 』は、1930年代のフランス製のランプを、特別にリデザインして作られ、真鍮(ブロンズ)の金具部分にこだわっているそうです。
コードを長く垂らして、間接照明・スポットライト的に使ってみる
長いコードのついた、ペンダントタイプのビンテージ風ランプは、コードをわざと長めに垂らして、スポットライト的な使い方をするのもオススメです。
自由自在に長さを調節でき、合わせる高さによって、お部屋の雰囲気もガラリと変わります。
上級者テクニックは、スタンドランプとダブル使い!
左側に置いてあるスタンドランプとの兼ね合いを考え、棚の上に置いたペンダントランプは、絶妙な高さに合わせるのがポイントとなっています。
この場合は、2つのランプの傘の高さを水平に合わせることで、美しいラインを保つことが可能です。
上手に組合せれば、ビンテージ風ランプがお部屋のアクセントになり、全体的にバランスのとれた、おしゃれな空間を演出できますね。
レザーソファーとの相性はピカイチ!
インダストリアルなビンテージ風ランプと、レザーソファーとの組合せは、まさに相性バッチリだと言えるでしょう。
この2つがリビングにあるだけで、味のあるニューヨークのロフト風の空間が完成します。
写真のように、キャメル系のレザーソファーとウッドで色を統一し、ブラックのランプで空間を引き締めるのも良し。
ランプと同型のブラック系のレザーソファーと合わせると、一気に男っぽい都会的な空間ができあがります。
お部屋のアクセントになる!レトロモダンな美しいペンダントランプ
艶やかな質感で、シェードのカーブが優しいデザインのペンダントランプ、『 KULU LAMP 』。
ハワイ語で「雫」の意味を持つそうで、その名の通り、つるりとしたなめらかなフォルムが、丸みがありソフトな雰囲気となっています。
カラーバリエーションも豊富で、キッチンやダイニングに特にオススメのランプです。
真っ白のビンテージ風ランプで、明るくモダンなダイニング
ナチュラルな色合いの、木製ダイニングテーブルには、真っ白なビンテージ風ランプが似合います。白く柔らかいフォルムのペンダントランプが、主張しすぎない空間のアクセントに。
にぎやかな色とりどりのおかずが並ぶ夕飯や、朝陽を浴びて気持ちのいい朝に、トーストと目玉焼きの朝食セットを並べたり、どんなお料理も映えやすい、あたたかみのあるダイニングが完成です。
ネイビーのビンテージ風ランプは、空間をレトロに心地よく演出
ちょっと濃いめのブラウン系のダイニングテーブルには、白でなくネイビーなどの、ボールドカラーのランプをおすすめします。
ネイビカラーは他の色とも合わせやすい、いわば白や黒に次ぐベーシックなカラーです。
カジュアル感とほどよいアットホーム感を感じさせ、ダイニングにピッタリの色と言えるでしょう。
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2014年05月30日投稿
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ライター/writer LYN