家族の成長に合わせて、暮らし方は移り変わるもの。だから家はシンプルにまとめて、あとから自由に変えられるようにしたい、と考える方も多いですよね。
だけどちょっとだけ個性を出したい!という方へ、ワンポイントの効かせ色に「赤」を使うのはいかがでしょう。
ビビッドで目立つ色に思われがちですが、住宅のベースカラーとなるブラウンやベージュ系、ホワイトととてもなじみが良く、合わせやすいカラーなのです。
今回はキッチンでの赤の使い方をご紹介します!
プライベートキッチンでウキウキお料理
まずは他のお部屋に影響を与えず、キッチンの中だけに取り入れでみましょう。一部屋だけにカラーを取り入れるなら、チャレンジしやすいですよね。
キッチンで使われる水気・火気に強い素材は、硬くてつるりとしているものが多いですよね。ここに赤を使うと、赤の持つポップな雰囲気がより強調されて楽しい空間になるのです。朱色っぽい明るい赤でよりキュートな雰囲気にしてもいいし、ダークめの赤を使うとモードな大人っぽさを演出することもできますよ。
暮らしの主役にキッチンを。オープンキッチン
真っ白のお部屋で存在感を放つオープンキッチン。それだけでも食がくらしの中心にあることが良くわかるお部屋ですが、ここでキッチンのテーマカラーを赤にしてみるのも面白い。ウッドベースの扉に彩色すると、塗料が染み込み一段彩度の低い色合いになりますので、以外と激しすぎないコントラストに仕上がっていると思いませんか?リビングダイニングバーや居酒屋さんのような、スタイリッシュな大人の空間の雰囲気に仕上げたいなら、ダークブラウンや思い切って黒の壁紙などと組み合わせるのもかっこいいですよ。
趣味もアイデアも全部Clip!コルクボードのキッチン
こちらはダイニングなどからも目に入る壁面を、赤のコルクボードで仕上げたアイデアです。お料理や買い物メモを手軽に貼っておくにもありがたいし、好きなアートやお子さんからもらったお絵かきを飾ってもパワーが出ますよね。
コルクのように自然なざらつきがある素材に赤を重ねると、こちらは赤の温かみを引き出してくれます。さらにコルク壁のいいところは、ちょっと飽きてきたら簡単にイメチェンができること!好きなテキスタイルを一面に貼って思い切り模様替えしてもいいし、絵や写真をコラージュしても面白そうでしょう?
癒しと活力、同時にもらい!ダイニングキッチン
こちらはキッチンのテーマカラーを赤、ダイニングにもアクセントカラーに赤を取り入れて二部屋をコーディネートした上級編。赤と白の華やかな組み合わせに、ウッドカラーとグリーンを取り入れて、癒しと元気を同時に蓄えられる空間づくりです。
赤と緑は全く反対の色―「補色の関係」にあり、最も躍動感・緊張感を与える組み合わせです。その二つだけだとリラックスしづらい場所になるのですが、ダイニング部分の床材と戸棚の明るくナチュラルな素材がうまく中和しています。1脚だけグリーンにした椅子と、たくさんの観葉植物にも癒されますし、その中に一つポインセチアがちょこんとあるのも、リズムを生む小粋な演出です。
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ライター/writer little-maya