家を緑化して、涼を呼び込む

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夏の照りつく陽射しは、屋根に容赦なく降り注ぎます。
通常の屋根は室内温度が上昇し、さらに熱反射もあり、家一体が熱を帯びるでしょう。
けれども、屋根を草で覆う、あるいは壁を緑のカーテンで遮ることで、
草や土で熱射を受けとめ、涼を呼び込み、人にも家にも優しい環境が生まれます。
見ても気持ちいい、暮らしても気持ちいい、緑の覆う家をご紹介します。

自然の力で、涼しく過ごす

一見、普通の佇まいの住まいですが、じつは、自然エネルギーを活用しているエコハウスです。
まず、2tの雨水を溜めて、トイレに使っています。夏場は、西日を遮るために緑のカーテンで覆い、さらに、ネットの壁面と屋根面に雨水を流し、冷気を室内に取り込みます。
緑のカーテンの正体は、夏野菜のゴーヤとヘチマ。暑い夏、自然の力を利用して涼しく過ごし、おまけに自家製野菜を収穫する愉しみもあるのです。
地球温暖化、ヒートアイランド、異常気象……。
うちわ片手に暑さをしのいでいた日本の夏は、今は昔。
けれども、身体にも環境にも負荷のあるエアコンはなるべく使いたくない。
家を緑化することは、暮らしを心地よく、愉しくさせること。
初期費用やメンテナンスのことを考えるのも大事ですが、
そこに住まう気持ち良さを想像してみては?

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2015年01月19日投稿 エコ・温熱環境 屋上緑化・壁面緑化 (回答数6)
ライター/writer 西岡