目線を上にあげると、最上階にグリーンが茂っているというお宅が増えつつあります。街を歩いている時にたまたま見つけると、なんだかとてもラッキーな気分になる【屋上庭園】の存在。
土地の広さの問題で、庭は諦めざるをえない方、そもそも屋上に庭園を作るのが夢の方。そのどちらにも、屋上庭園は優しく微笑みかけてくれます。
家の中に自然があるという贅沢。「自分たちだけの」というプライベート感と特別感が詰まった屋上庭園、あなたの家にもいかがですか?
屋上をもう一つのリビングに
好きな観葉植物と、センスの良い家具を置いて、屋上をもう一つのリビングとして。
すくすくと成長する植物に囲まれながらのランチは、とても気持ち良さそう。もとの作りはコンクリートでも、屋上は庭園に出来ると物語ってくれています。
可能性は無限大
ぱっと見た印象は、周りがコンクリートのせいか、割とクールな印象。
でも、想像してみてください。この芝生部分の使い道は無限大。私が最もわくわくした想像は、夜、ここにキャンプを設営するのです。天井に取り付けられたらダウンライトからの暖かな光。そして芝生ならではの土の柔らかさを直に感じて、静かな夜を過ごす。
まさに所有者だけの、特別な空間で過ごす時間は、キャンプ場へ行かなくてもてもきっと素敵な思い出を、家族に残してくれることでしょう。
緑化も出来ます。という選択肢の広さがグッド
屋上部分に設計された浴室。窓から見える外からの眺めは、露天風呂さながらの開放感があることでしょう。今はウッドデッキとして存在する屋上スペース。もちろんこのまま使っても既にかなりおしゃれ。
更に最高なのが、気分次第で、緑化することも可能なこと。写真右横に見える水道が、緑化の手助けをしてくれそうです。
植物を沢山置いたら、浴室からの眺めもまた違ったものになることでしょう。色々な楽しみ方が出来る、可能性を秘めた屋上スペースです。
屋上でも、こんなに育つんです。
「屋上庭園って憧れるけど、地面と同じように植物って育つのかな?」と心配される方、少なくないと思います。しかしご覧ください、このたわわに咲いた花たちを。
立派に成長した植物の根っこは、屋上です。手入れを間違わなければ、屋上でもこんなに植物は育ちます。
また、この植物は外からの視線を守るという役割も。
視線を気にすることなく、思う存分庭園生活を満喫することが出来ます。
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ライター/writer midori