明るく清潔感のあるイメージの白。
インテリアの基本カラーを白にするだけで空間が明るく、広々として見えます。
一般的には無難でまとめやすい色とも言われますが、取り入れ方によって個性を活かしやすいのも白という色の魅力。
「白を使うと普通になりすぎてしまいそうで使えない」という方のために、シンプルなのにおしゃれに見える、素敵な「白い部屋」をご紹介します。
初級編:洗面所を白くする
家の中でも特に清潔感がほしい洗面所。
最初はハードルを低めに、洗面所から白い部屋作りをスタートしてみるといいかもしれません。
洗面所であれば面積も狭いですし、壁から床から真っ白でも違和感なし。
この場合、思い切って洗濯機まで白で統一すると、おしゃれ度がグッと増します。
ちょっと味気ないかな…と思ったら、写真のようにウォールステッカーなどでデコレーションするのも◎。もちろん、色は白でね!
中級編:モノトーンでまとめる
白を基調にするのはいいとして、どんなインテリアにすればいいの?
色使いのセンスもないし…。
と悩める方におすすめなのが、モノトーンのスタイリング。
黒や、濃度の違うグレーの家具などを白い部屋に置くと、それだけでモダン&スタイリッシュな空間が出来上がります。
明るく開放感のある白い部屋をモノトーンの家具が程よく引き締め、上質な大人のインテリアが完成します。
上級編:小物で差し色をする
壁紙や天井は白くても、床は木目のフローリング、という家は多いもの。
白は無難な色とはいえ、普通はあまりに白すぎると視覚的に疲れたり、眩しすぎたり、落ち着かなくなったりするので、床に茶系を入れるなどしてバランスをとっているのです。
写真の部屋は床まで真っ白ですが、パープルのベッドスローがアクセントになって、単調な印象になることを防いでいます。
白い部屋には、ひとさじのキーカラーを。これが鉄則です。
番外編:なんなら外壁まで白く!
白い住宅は、外から見る人の気持ちまで明るくします。
以前は「汚れやすい」と敬遠されることもあった白い外壁ですが、最近は各建材メーカーの技術が進歩して問題がクリアされつつあります。
特殊コーティングで汚れにくかったり、仮に汚れても水で落としやすかったり…といった外壁も増え、今や白い壁はデメリットではありません。
白にこだわるなら、家全体を純白にするのもアリですよね!
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ライター/writer 玉置