寒さがますます厳しくなり、外に出かけるのが億劫になるこの季節は、自宅でのんびりとコーヒーを楽しみながら寒さをしのぎたいものです。北欧・スウェーデンでは、友人や家族とコーヒーブレイクする時間“フィーカ”という文化があります。平均的に1年通して寒さが厳しため必然的に室内にいることが多い北欧ならではのライフスタイルがうかがえます。
今回は、そんなスウェーデンのコーヒー文化に倣って、自宅でのコーヒータイムを楽しむためのキッチンやダイニング回りのインテリアのアイデアや参考になる空間をご紹介します。
北欧を意識した空間でほっこりコーヒータイム
木材をメインに使用したダイニングキッチンは、北欧のほうなほっこりとした空気を感じさせます。そんな温かみある空間には、ナチュラルカラーのインテリアで揃えるとダイニングとマッチして、落ち着きのあるスペースを演出することが可能です。
ひとりで読書をしながら午後のひとときを過ごすもよし、家族や友人と語らいならが週末を過ごすもよし。
コーヒーブレイクを日課にしたくなるようなコーヒーの香りとマッチする温かみのあるダイニングキッチンの一例です。
リラックス感満載のカフェのような空間
ついついうたた寝したくなるような、リラックス感のあるダイニングスペース。写真の住宅のように木材メインの空間にファブリックのインテリアを取り入れると、よりリラックスした抜け感のある空間に演出することが可能です。
ときを忘れてゆっくりと贅沢な時間を過ごしたい方は、ソファなど横になれるような家具を取り入れてみるのもおすすめです。
リラックス感を第一に考えた空間の配置は、心地よくてその場から動きたくなくなるような、のんびりした時間を過ごせるコーヒーブレイクを約束してくれます。
“魅せる”壁面収納にコーヒーグッズを飾って
せっかく美味しいコーヒーを日常的に楽しむならアイテムにもこだわりたいもの。でもそんなこだわりのアイテムもしまい込んでどこにあるかわからないような状態では意味がありません。ここは、写真の住宅のように壁面収納を利用して、コーヒーグッズをインテリアのように飾って見せる収納に挑戦してみるのはいかがでしょうか。
これなら何がどこにあるか明確なので使い勝手もよく機能的です。
壁面に収納されているアイテムがコーヒーやティーグッズなど、統一されていればごちゃごちゃとした印象もなく、カフェのようなおしゃれな空間にすることが可能です。
カウンターで自分がホストになっておもてなし
写真の住宅のようなカウンター式キッチンなら、自分一人だけでなく友人を招いてコーヒーブレイクを楽しむことができます。自分がホスト役として手作りのお菓子や美味しいコーヒーをふるまえば、自然と会話も盛り上がるはずです。
バーのような横並びの仕立てだからこそ、コーヒーの後に軽く夕食を楽しみ、そのままお酒を楽しむなどという使い方もできます。対面式カウンターだからこそ、空間の使い方の幅が広がります。
ほっと一息つける簡易的カフェスペース
キッチン台に隣り合わせに設置されたテーブルなら、煮込みものなど時間のかかる料理を調理しながらでもゆっくりとコーヒーブレイクが楽しめます。
テーブルや椅子を高めに設置することで長時間ゆっくりするというよりか、コーヒーを一杯飲んでほっと一息ついたらまた、作業に戻れるような集中力を欠くことなく休息時間を取れるスペースとなっています。
照明は写真の住宅のように温かみのあるオレンジ色を選ぶとよりほっとできるような安心感のある空間に演出することが可能です。
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ライター/writer 栗原