おしゃれ、かつ機能的!海外っぽい家作り

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欧米人は日本人と比べ、暮らしを楽しむことに並々ならぬ情熱を注ぐ傾向があるようです。家作りもその一つ。見た目の良さだけでなく、素材選びや間取りの合理的なところも、見習いたくなるポイントです。海外風の住宅4軒にヒントを得ながら、おしゃれで使い勝手の良い家作りを目指しましょう!

来客も堂々と呼べる「見せる収納」

海外のインテリア雑誌などを見ていると、物が多い家がよく出てきます。家主が多趣味だったり物への愛着が強かったりして持ち物が増えているようなのですが、それでもごちゃごちゃした印象はなく、おしゃれにまとまっている不思議…。その理由の一つが、物を変に隠すのではなく、堂々と見せていることにあります。見せること前提で収納していれば、たくさんの食器や雑貨も自然とインテリアの一部になり、調和してくれます。

完璧に統一せず、好きな家具を置く

写真の家の場合、ダイニングの椅子は2種類。テーブルはナチュラルな無垢材ですが、奥に見えるキャビネットはアンティーク、その他の調度品も異なる雰囲気の物たちです。デザインの統一性よりも家族が好きな物を集め、この空間でみんながリラックスできることが大切。そんな考え方も海外風と言えそうですね。それぞれに愛着があり、なおかつシンプルな家具であれば、コーディネートも難しくありません。

玄関をスタイリッシュな空間に作り上げる

家の中で靴を脱ぐ習慣がない欧米では、日本のような玄関スペースを設けることがありません。玄関ドアを入ったらすぐにリビング、という間取りも多くあります。そこを真似して、玄関スペースもリビングの一部のようにこだわってスタイリングしてみてはどうでしょう。例えば写真の住宅。モノトーンで統一され、正面にアートが飾られた空間は、ニューヨークの高層マンションの一室のようなセンスの良さを感じさせます。

モルタルでコストを抑え、なおかつおしゃれに

カフェの内装などでよく目にするモルタル。タイルなどに比べてコストが低く抑えられる上、ヴィンテージ感のある風合いが部屋を一気に海外のアパート風にしてくれます。水漏れなどが心配な浴室はタイル仕上げにして、脱衣所や洗面スペースをモルタルにするなど限定的に使うのがおすすめ。写真のように脱衣所と浴室の仕切りにガラスブロックを使うと、よりおしゃれ度がアップします。
予算がそれほどなくても、工夫次第で海外風の家は作れます。チャレンジしてうまくいかなかったら、やり方を変えてみればいいだけ。インテリア雑誌などでセンスやアイデアを盗むのもいいですね。高額な費用をかけずにトライ&エラーを繰り返しながら、理想の家作りを目指していってください!

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ライター/writer 玉置